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クロムクロ/ストーリーの時系列まとめ 剣之助と雪姫、ムエッタの正体にまつわる謎と秘密に迫る!

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無事大団円を迎えたクロムクロ。だが剣之介の戦いは終わらない――今回は銀河に旅立ったもののふ達の戦いの記録と、残った謎について振り返ってみました。


▲「クロムクロ」1st & 2nd OP Medley [DEATHTOPIA] by GLAY

『愛は時を超え、夢は遥か彼方へ、声は届くどこまでも…』

全26話が終わって改めて聞くと、全く違った印象を受ける歌詞です。剣之介の雪姫への想いを綴った歌ではなく、実は由希奈の剣之介への想いが込められた歌だったことが分かります。

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【1】時系列まとめ

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①ゼルの母星にエフィドルグ先遣隊襲来。
・枢発動、本隊1千隻が侵攻開始。
    ↓
  ◆期間不明◆
    ↓
②ゼルの母星の資源を使い新たな先遣隊が製造される。

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・銀河の各地に向けて先遣隊発進する。
・ゼルとその仲間達、エフィドルグ宇宙船を奪取、先遣隊の一つを追跡する。
    ↓
  ◆約221年(地球時間)◆
    ↓
③太陽系地球近傍でゼル達の宇宙船、先遣隊母艦に体当たりを敢行、2隻とも爆散。
・先遣隊の枢、離散して地球のあちこちに落下。

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・鷲羽では冬の始め、おびただしい流星が落ちる光景が目撃される。離散した枢石要石のうち一つが後の黒部ダム近傍に落着。
    ↓
④エフィドルグ先遣隊残党、ゼルとその仲間が地球に降下、鷲羽周辺に落着。(枢石要石の回収が目的?)
・エフィドルグ残党、地球での活動を開始。
・鷲羽側はこれを山賊か野盗の仕業と思っていた。
    ↓
⑤雪姫輿入れの日。雪姫一行、エフィドルグ残党に襲われ誘拐される。
    ↓
⑥剣之介、雪姫捜索隊に加わり鷲羽城を出る。
    ↓
  ◆期間不明◆
    ↓
⑦ゼルとその仲間達、地球での対エフィドルグ活動を行うため、特にグロングルの纏い手となる現地協力者を探してエフィドルグ基地に潜入。
・唯一の生存者だった雪姫を救出。
・大規模な基地の存在より、この時点でエフィドルグ残党がゼル母星に向けて救援信号、及び各種データを送信していたと思われる。
    ↓
⑧ゼルと雪姫が一緒にいるところを剣之介が目撃。

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・エフィドルグ残党(カクタス)に襲われ、雪姫捜索隊壊滅。剣之介重傷を負う。
・朦朧する意識の中で剣之介はエフィドルグの攻撃によって落城する鷲羽城を目撃する。
    ↓ 
⑨ゼル、剣之介を回復槽で治療。

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・ゼル、雪姫を説得。雪姫、グロングルの纏い手になることを承諾。
    ↓
⑩回復した剣之介、雪姫と共に黒骸と契りを交わす。
・剣之介纏い手になる。
    ↓
  ■期間不明
    ↓
⑪剣之介と雪姫、エフィドルグ残党を駆逐。

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・敵グロングル(指揮官機?)を撃破するも自爆に巻き込まれ雪姫死亡。
・大破した黒骸は地下深くに埋没し自己修復モードに入る。剣之介はナノマシンの自己再生&冷凍睡眠モードに。
    ↓
  ◆約220年経過◆
    ↓
⑫ゼル母星のエフィドルグ本隊、地球の先遣隊より送られた通信を受信。ゲゾンレコ隊(レフィル)を派遣する。

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・受信した通信データよりレフィルは矯正官を製造。ムエッタ(雪姫)、ヒドゥ、フスナーニ(斎藤定九郎)、ミラーサ、ヨルバ、イムサ誕生。疑似記憶を植え付ける。
    ↓
  ◆約170年経過◆
    ↓
⑬本編開始より60年前。黒部ダム建造の際、アーティファクト(黒骸)と休眠状態のキューブ(馬)が発掘される。

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・黒部に国連直下の研究所が設立される。
    ↓
⑭本編開始十数年前。白羽岳人(由希奈父)、鬼が宇宙人であり、再び地球に再来する論文を発表。
    ↓
⑮本編より8年前。岳人、黒鷲の山中にてゼルと邂逅。

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・二人は親友になるものの、岳人はその直後滑落死。世間からは行方不明扱いにされる。
・この件の後からゼル、積極的に地球人類側にグロングルのテクノロジー情報を少しずつ提供を始める。
・黒部研究所、ガウスの研究開発を開始。
・この時期を前後して由希奈、赤城よりいじめを受け、トラウマになる。
    ↓
⑯本編開始(クロムクロ第1話)。

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・エフィドルグ・ゲゾンレコ隊(第2次先遣隊)襲来。
・ゲゾンレコ隊、枢石の捜索を開始。
・由希奈、キューブの冷凍睡眠モードを解除。剣之介現代に蘇る。
    ↓
  ◆約半年(クロムクロ本編)◆
    ↓
⑰黒部決戦、ゲゾンレコ隊壊滅(クロムクロ第24話)

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・枢を使った超空間通信によってゼルの母星でレジスタンスが今だに抵抗活動をしていることが判明。
・地球、ゼルの母星以外にも反エフィドルグとおぼしき勢力の存在すること、現在一大決戦の準備の真っ只中であることが判明する。
    ↓
⑱剣之介、ゼル、ムエッタらクロムクロクロウを強奪し出奔。枢を作動させ超空間ゲートを発動させゼルの母星に跳ぶ。(クロムクロ最終回)

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・全ての様子が克明に全世界に向けて配信される。
    ↓
  ◆5年後◆
    ↓
⑲航宙艦壱番艦『くろべ』完成。剣之介を支援するためにゼルの母星のあるいて座χに向けて出航する。

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・由希奈、ソフィー、セバスチャンら『くろべ』のメインスタッフとして乗艦。


以上がおおよその流れです。
⑦~⑩、⑪~⑯の間は剣之介の主観ではほんの一瞬のこと、また⑩~⑪の間は結構な期間をかけて鷲羽のはびこるエフィドルグ残党と戦っていた可能性が高いと思われます。10話の剣之介の語りでは一瞬でしたが。(その間、ゼルは黒子役に徹していたと思われます)

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剣之介曰く『雪姫がクロムクロの手引書を担当していた』ことを考えると(実際剣之介はクロムクロの基本的な動作、戦闘に関する操作しか出来ないっぽい)、剣之介が⑨で治療を受けている間に雪姫はゼルから黒骸の操縦方法に細かい仕様、エフィドルグ言語に関するレクチャーを受けていたと思われます。

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その証拠としてムエッタが発見した雪姫の映像記録データを剣之介や由希奈が知らなかったこと。また高度な機能が実はクロムクロには存在し、それらに由希奈が気付く描写が多々見られることが上げられます。インプラントされた知識=操作マニュアルではそういった細かい部分までは分からないのでしょう。

由希奈がマナタ(メデューサ)を動かせたことからみても恐らくインプラントされたベーシックなデータでは基本的な操縦(全機種共通)のみ、個別の機体能力までは分からないといった様子。例えて言えば、普通車の免許を持っている人はマイカーを自在に動かすことは出来るけど、他人の軽自動車を借りて動かす場合、それなりにしか動かせない、特定の車種の固有の能力までは分からない――みたいな。

【Ⅱ】残された謎と秘密

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最終回、由希奈とクラスメイト達の活躍によって剣之助らは無事ゼルの母星へと旅立ち、そのサムライの生き様を見せられた世界の世論の声によって人類は星間航宙艦を建造するほどにまとまります。

さて、剣之介にまつわるほとんどの謎はあらかた解決しスッキリしましたが、幾つか気になる部分が残されています。

《その1》鷲羽は滅びたが、残された傍流が存在する?


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結局のところ、由希奈が雪姫の(鷲羽の血族の)子孫であり、たまたま同一の遺伝子構造をしていたという理由付けではありましたが、傍流が残された理由等は不明のままでした。(岳人の死と同様『たまたま』の可能性も高い?)

しかしエフィドルグ残党との戦い、時系列の⑩~⑪が長引いていたとすれば、実は雪姫には子が生まれていて、白羽家はその子孫である可能性も…?

《その2》最終回後に残された事象


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・囚われの身となったヨルバとレフィルの身柄はその後どうなったのか?
・ミラーサの生死。
・製造途中だったムエッタ2号の処遇。
・エピローグに出てこなかったポーラ、荒俣、ジロー、そしてリディ君(青カクタス)の処遇。

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▲航宙艦『くろべ』。艦首の球体状のユニットはやはり枢…?
地球と火星が最も離れた時点でゲートを開く作戦なのかも。

エピローグがコンパクトに、そして綺麗にまとまっていた分、漏れてしまった情報が気になるところです。やはりせめて劇場版くらいのボリュームで続きが見られるといいんですけどね。

ゲゾンレコ隊の枢ゲート開放で2016年地球の情報が送られ、攫われた(死亡した)人々の生体データが送信されたとすれば、『くろべ』は地球人型のエフィドルグ尖兵と戦う羽目になる…といった展開も? 果たして剣之介と由希奈は無事再会出来るのかという部分も含めて気になるところです。

【Ⅲ】残された最大の謎


▲第2クールEDテーマ『永遠ループ』PVより

そしてクロムクロ劇中最大の謎であり、結局物語の中では一切触れられることの無かった『エフィドルグ』――果たしてどのような異星人だったのかその存在と正体が非常に気になるところです。

もし続編があるとすれば、この部分の解明や説明を期待したいところですね!

(ごとうあさゆき)

クロムクロ/なぜソフィーはヒロインになれなかったのか? お嬢様が憧れるサムライ――剣之介とゼル、二人の侍の秘密と謎!?

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今回はメインキャラの一人にして最終決戦の立役者の一人であるソフィー・ノエルにフォーカスを当ててみました。

美少女で可愛くて、頭脳明晰・運動神経は抜群、少々頭は固いものの、ジョークを理解するくらいの適切な距離感を保っています。そんな魅力たっぷりの彼女が、なぜメインヒロインになれなかったのか? その疑問と同時に、彼女が憧れるサムライ――現代に甦った二人の侍、剣之助とゼルの謎と秘密についても考察していきます。

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ちょっと生意気な妹的存在

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ソフィ・ノエル。立山国際高校に通うフランス生まれの留学生。サムライを信奉し、小さな体に似合わず柔道の猛者。ロボット操縦にかけては天才的で、黒部研究所ではテストパイロットを任されています。

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主な乗機はガウス2(複座仕様・メインパイロット)、最終決戦では単座仕様のガウス1に搭乗。初実戦にも関わらず見事な戦果を上げています。

お嬢様は日本びいき

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高校では由希奈のクラスメイトですが飛び級のため実年齢は年下です。しかしフランス国家憲兵隊治安介入部隊(GIGN)での研修経験を持っており、また日本刀や銃器の扱いの心得もあります。

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まさに文武両道を地で行く秀才。和の文化に精通し、『葉隠』を諳んじるほど『侍』に関しては強い拘りを持っています。

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剣之介と一番最初に出会った際、胸を触れられてしまったこと(事故)から、最初は彼にあまり良い感情を持っていませんでした。しかしエフィドルグとの戦いを通して、現代に生きる本物の侍の生き様を見て、徐々に態度を軟化させていきます。

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また由希奈に対しても、クロムクロ搭乗以前はただの同級生として(基本的には視界に入っていない?)、クロムクロ搭乗後も当初はパイロットとしての責務を果たさない由希奈に対して、非常に辛辣な態度を取っていました。

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しかし剣之介と同じく長く厳しいエフィドルグとの戦いや訓練を通して、由希奈の努力や成長、また意外な才能を目の当たりにすることで彼女を認めていきます。

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そんなソフィーですが、当初はメインヒロインの一人として用意されていたフシが多々見受けられます。

キービジュアル等でも剣之介の近くに立ち位置することが多く、本来は侍好きから剣之介への個人的な思慕感情、あるいは由希奈とのライバル感情に発展していき、剣之介由希奈とトライアングルな関係になる…みたいな構想も(可能性の一つとして)あったのでは?と思われます。

なぜソフィーはヒロインでなくなったのか

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ハッキリ言ってしまえば、岡村天斎監督の作風が色恋沙汰に向いてない――というか、あまりドロドロとした人間関係をメインとしていない、という部分が大きいでしょう。

あと由希奈の成長をじっくり描き過ぎたあまり、ソフィーの意識の変化が遅くなり(実際剣之介に対する感情の変化が見られるのは16話から)、ほぼ終盤の怒涛の展開に巻き込まれ、かき消された感があります。

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また剣之介にとって『日常要素としての小春の存在』が番組開始前の想定より大きくなり過ぎてしまったのでしょう。『出来る妹』なポジションを小春に奪われてしまった形です。

結局ソフィーに残った要素は『頼りになる戦友』としての立ち位置だけ。むしろ剣之介より由希奈との絡みで『クラスメイト』『頼りたい友達』のウェイトが重くなってしまいました。その点は少々残念ですね。もちろん小春は小春でとても魅力的なキャラなんですけどね(笑)

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オーガとの最終決戦では他の機体より1ランク以上落ちるガウス1に搭乗、フレキシブルブレードの1本を根本から断ち切る大戦果を上げています。

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ただしガウス1は戦果と引き換えに腰部を真っ二つに寸断される大ダメージ。まさに肉を斬らせて骨を断つ、武士道とは死ぬことと見つけたりを体現したシーンです。

もちろんソフィー自身が言っていたようにこの言葉は死に急ぐことではなく、死ぬ気になればなんでも出来る、また武士はけして犬死をしてはならない――『己の命の使い所をきちんとわきまえよ』という意味です。この場面はソフィーの武士道に対する拘りを具現化した見事なシーンではあるのですが、やはりヒロインではなく『3人目のサムライ』を象徴するシーンなんですよね。

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そしてヒロインとしての株を上げたのが由希奈。ソフィーが文字通り血路を開き、残りのブレードをトム・ムエッタ・剣之介が取り抑えたことでオーガの守りに隙が生じます。そこに侍でも無ければ戦士でも兵士でもない――普通の少女由希奈がトドメの一撃を刺す、という展開が生きてきます。

このクライマックスが象徴する様に、ソフィーは由希奈のためにヒロインの座を甘んじて譲った感があります。終盤では本人自ら身を引き、縁の下で由希奈を支えることに徹していたのかもしれません。

二人のサムライの生き様

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そんなソフィーの憧れるサムライですが、クロムクロの劇中には2人の武辺者が登場しました。一人は青馬剣之介時貞。450年の時を超え現代に甦った戦国の侍です。

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もう一人はゼルことゼルイーガー・ミュンデフ・ヴィシュライ。長命種の異星人で約450年前に仲間と共に地球に来訪、鷲羽の雪姫と共に当時のエフィドルグ先遣隊残党に立ち向かい、剣之介と雪姫にクロムクロを授けました。

前大戦が終結後はたった一人生き残り、隠遁生活をしながら人類の発展を見守って来ました。あるいは221光年先の母星に先遣隊が救難信号を送っていることを知っていて、往復442年以後に新たなエフィドルグが地球に再襲来することに備えていたのでしょう。

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エフィドルグに洗脳技術や記憶改竄技術があることから剣之介の正体や記憶も疑われましたが、実際は『エフィドルグの技術によって不老不死化』『450年前に大怪我を負ったがゼルに治療して貰った』『雪姫もエフィドルグに攫われたがゼルに救って貰った』ことが判明。

前大戦末期の敵グロングル自爆から、たまたま運良く生き残り、クロムクロが自己修復モードに入る中、脳が無事だった剣之介は冷凍睡眠状態の中でクロムクロ同様、ナノマシンで自己修復と蘇生を行っていたのでしょう。

また25話の剣之介本人の言から、剣之助がまだエフィドルグと戦い初めて1年も経っていないことが判明しました。剣之介が現代に蘇り、オーガとの決戦まで劇中では約半年ですから、城を出た=雪姫捜索から最後の爆発に巻き込まれるまで(剣之介の体感時間で)約半年ということになります。この辺りはいずれ時系列を特集したいと考えています。

ソフィーの思慕の感情は剣之介からゼルへ?

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序盤は謎の怪人物『鬼』、そして終盤にはついにその正体を現した全ての真実を知る異星人、クロムクロの物語の根幹を構成する重要人物こそゼルです。彼の存在はソフィーが信奉するサムライとしても非常に重要なものでした。

剣之介が戦国時代の『いくさ場に立つ武辺者』、もののふとしての侍だとすれば、ゼルの佇まいは江戸時代以降のサムライ――文武に秀で、叡智と礼儀を善く学び善く知る、まさにソフィーにとって理想のサムライ像と言っても過言ではありません。

恐らくイメージ的なモチーフは『スターウォーズ・エピソードⅣ』に登場するベンことオビ=ワン・ケノービではないでしょうか。

ジョージ・ルーカス監督がスターウォーズを製作するに当たってオビ=ワン役に三船敏郎にオファーを出していたことは有名ですし、サムライ精神を持った隠者キャラ、世捨て人の様でありつつも広く地球や銀河の未来のことを考える叡智を持ち、孤独でありつつもけして信念に揺るぎはないなど、非常に共通点が多いです。

異星人でありながら高いコミュニケーション能力を持ち、後進文明である地球人類に対しても敬意を払い、ウェットの富んだ会話を楽しむ老練さ、紳士的ですらある佇まい。ソフィーがゼルに惹かれるのも無理は無いでしょう。終盤はジェダイのパダワン程ではありませんが、師と弟子みたいな感覚に近いものがあったのかもしれません。

ソフィーのヒロイン力に欠けていたもの

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さて、これまで述べた様にソフィーがヒロインとして扱われなかった理由としては監督の個性や話の流れによる外的要因が大きかったことは明らかです。

第1クールでは由希奈のクラスメイト兼黒部研の仲間として存在し、第2クールに入って剣之助と由希奈の関係が落ち着くと剣之介とソフィーの関係も少しは進展するかな?と思っていたのですが実際にはほとんど日常シーン以外の出番がありませんでした。

妹ポジションを小春に取られてしまい出番が減ってしまったのも大きいですね。画的に美夏と1セット、同列に扱われた感が(笑)

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また第2クールでは新たなヒロインとしての尺をムエッタにかなり取られてしまったのも要因の一つでしょう。クロムクロが剣之介の物語である以上、雪姫を話の軸にせざるを得ませんし、まぁこれは仕方ないといえば仕方のない処ではありますが。

終盤のソフィーのイベントはガウス単座化からの戦力外通告、剣之介の雪姫に対する思慕の情の絡みの好感度の変化くらいですか。剣之介との関係性でスポットが当たったのは。しかしそれも結局物語上黒部に残る理由付けくらいでしか機能しなかったのが残念です。

そういう意味ではソフィーは良い子過ぎたのかもしれません。終始冷静で客観的に状況を見守るキャラクターでしたから。

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唯一彼女が取り乱したのがセバス戦死!?のシーンでした。もう少しソフィーが感情的に動いてくれるキャラであれば、あるいは剣之介や由希奈との関係性に一歩踏み込み変化が生じたかもしれません。その点は少し残念です。

結局ソフィーは剣之介の物語のヒロインにはなれませんでした。それはあまりにも彼女が過度にサムライ(の美学)に思い入れをしていたせいでもあります。終盤はゼルとの絡みが増えたせいで、そちらの方に好意(敬意)のベクトルが向いてしまっていたのも大きいでしょうね。

まぁ結果的に剣之介は由希奈と晴れてくっつき、本人や周りにとっても一番幸せな形に落ち着いたので万事めでたしめでたしなのかもしれませんが(笑)

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なお26話(最終回)のエピローグでは宇宙に向けて旅立つ美しく成長したソフィーさん(20歳前後?)の姿が見られます。万難を排して220光年彼方のゼルの星に向かうところを見ると、やはり5年経っても思慕の情はかなり強いご様子です(笑)

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▲ もしゼルさんの奥さんや娘さんが母星で生きていたら…

(ごとうあさゆき)

クロムクロ/26話感想(終)さらば地球!さらば侍!宇宙に羽ばたく戦国の武辺者!! 地球の未来を救ったのはまさかの3バカトリオ!?

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平和と引き換えに人類同士の不和と確執に陥る地球。剣之介は愛する由希奈に別れを告げてまでもゼルとムエッタをゼルの母星へ連れていく決心を固めます。そして宇宙の果で行われている雌雄を決する戦いに介入するために!

不器用な生き方しか出来ない戦国の武辺者が、宇宙へ旅立つクロムクロ最終回、第二十六話『侍は振り返らず』のレビューです。

25話感想

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由希奈は強くなりました

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前回剣之介から別れを告げられ失意のドン底に陥る由希奈。しかし今回は朝から学校へ登校しています。以前の由希奈だったら多分家に引き篭っていたでしょうね。

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赤城の説得を受け本当の自分の願いを確認した由希奈。その願いを叶えるべくソフィ、そして赤城らも行動を起こします。茅野を加えた4人は黒部研に侵入。同時に美夏とカルロスも陽動を開始します。

潜入黒部研!3バカトリオ、まさかの大活躍!?

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入り口でカメラを没収されたものの、茅原は難なく父親の処で新たなカメラをゲット。まさかのマッドドクター・ハウゼン氏が茅原の父親だったという衝撃の事実が発覚します。

まさにあの父親にしてこの子アリ。これまで彼の集めに集めたヘイトが一瞬で赦され誰もが納得してしまう超絶展開。完全にやられました(笑)

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その頃。ゲート付近には大勢の報道陣が大挙して押し寄せていました。ソフィーの情報リークと美夏&カルロスの扇動コンボで国連や大国のエゴが明らかにされていきます。

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一方剣之介達も脱走からのクロムクロ強奪、枢の作動、ゼルの母星へ移動する算段を練ります。そこへ由希奈からの電話が――

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由希奈「これからどうするの?」
剣之介『ゼル殿とムエッタ殿を連れてここを出る』
由希奈「やっぱり…それって無茶すぎるからしばらく待ってて!」

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由希奈の静止を振り切り行動を開始する剣之介。しかしその動きは察知されていました。隔壁を閉鎖され閉じ込められる剣之介達。たちまち大ピンチに。

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赤城の発煙筒で撹乱、守備隊をソフィーとセバスが牽制している間になんと由希奈はマナタに搭乗、クロムクロクロウを抱えて持ち出すという超ウルトラCの荒業でダイナミック脱走幇助を図ります。

もちろんこの光景はゲート付近に集まった報道陣からも丸見え、そしてコクピットに潜り込んだ茅原によって全世界にも生中継! スマホで剣之介と連絡を取り合った由希奈は閉じ込められた剣之介達を助けるべく建物にダイレクトアタック。たちまち壁は粉砕、まさにエクストリーム大脱出です。

クロムクロクロウが母艦に飛び移るとゼルはヒドゥンルームへと向かいます。

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ポーラ「人類のためにしてくれたことには感謝しています…なのに…」
ゼル「君の様な人がいる限り、私の行いは無駄では無かったと思える」

全てを理解していたポーラはゼルに協力。利己的でエゴ剥き出しな人類上層部。それでもゼルにとっての救いは由希奈やソフィー、ポーラ達といった未来を担う頼もしい存在が地球に残っていることでしょう。

そして敢えてソフィーを纏い手にしなかったのもそのためです。ゼルの優しさにソフィー自身も理解し感謝をし、「御武運を」と見送ります。

真の安寧を求めて大宇宙に飛び出すサムライ


▲ GLAY公式「デストピア/超音速デスティニー」ミュージックビデオより

第1シーズンのOP曲「デストピア」をバックに痴話喧嘩を繰り広げる剣之介と由希奈。そしてまさかのラストバトルに突入! 超絶燃える展開です。

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由希奈「あんたが生きてこれたのは私のお陰なんだからね!あんた、私がいないとすぐ死んじゃうんだから!」

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剣之介「くっ…それは認めてやる! さすがは俺の嫁…」
由希奈「は!? まだあんたの嫁じゃないし!」

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「ほぉ~」から笑うムエッタさんが非常に可愛いです。そんなムエッタの説得で由希奈を連れて行くことに渋々同意する剣之介。しかしその直後フレキシブルブレードの一撃でマナタは地球に叩き落されてしまいます。

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宇宙に向かうクロムクロの前に立ち塞がるトムとシェンミィ操るオーガ! まさかのトムのラスボス化です。

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由希奈「わたし追いかけるから!絶対追いつくから!」
剣之介「…待っておるぞ!」

オーガを倒し枢の元へ急ぐクロムクロ。地球に落下し離れ離れになってしまった剣之介と由希奈。剣之介は振り返ることなく無明の彼方へと旅立ちます――強く固い約束だけを残して。

人類の未来を救った3バ…いや日常組カルテットの勇気ある行動

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今回の注目点はやはり脱走計画の陽動を担った美夏・赤城・茅原・カルロスら4名の存在でしょう。結果的にですが、彼らは世間を巻き込む一大騒動を巻き起こします。

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マナタに乗り込んだ茅原の独占生配信は全世界にリアルタイムで放送され剣之介と由希奈の痴話喧嘩も赤裸々に配信します。それは英雄や勇者などではなく、一人の人間としての並々ならぬ決意と勇気、そして悲しい別れの記録でもありました。

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この行動と真実の報道によって世界中の世論が動いたことは間違いありません。それは大国のエゴをも超え、人類がわずかにですが善い方向に進む原動力となりました。

本編を通して描かれた剣之介と由希奈のありふれた日常――戦いのラストは日常を構成するクラスメイトの活躍によって日常そのものが一変するという展開。大人達が決めたルールを若者達が変革する、これによって世界の枠組みが(多少は)変化したのです。

余韻の残るエピローグ

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剣之介達が旅立ちから5年。人類は大きく変化しました。かつて国連事務総長やグラハム少佐が危惧した大国の軍拡による冬の時代は来なかったのです。

そして由希奈は宇宙に向けて旅立ちます。エフィドルグ母艦を解析して建造された調査航宙艦『くろべ』。重力加速を使った通常航行だと亜光速で220年かかってしまいます。(内部時間は数ヶ月~数年でしょうけど)

くろべの艦内図を見ると艦首に円形の物体がありますので恐らく枢が搭載されていると思われます。地球近傍でゲートを展開した場合、エフィドルグの襲来を受けた際に被害が大きいので、火星まで通常航行で移動、その後ゲートを開孔、ゼルの母星に移動するのだと思われます。

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遥か宇宙の彼方、愛しい人の背中を追い旅立つ由希奈。そして恐らくソフィー、彼女もまた固い決意をしているに違いありません。

戦国のサムライは人類の未来を守る礎になるために宇宙へと駆け出し、普通の少女もまた人類の象徴として銀河に向けて飛び立ちます。富山は黒部の片田舎から始まった物語は大きく膨らみ、遂には大宇宙を超えていく展開へ――実に良い余韻です。ここで物語が終わってしまうのが少し非常に残念なくらいです。

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クロムクロ最終回。非常に満足のいくエンディングでした。他のメンバーのその後の姿もわずかですが紹介されており、それぞれの未来をきちんと描いているのが良いですね。

さて、スタッフ&キャストの皆さん大変長らくお疲れ様でした。そして全26話無事完走おめでとうございます。

そして半年もの長きに渡ってレビュー記事をご覧になって下さった皆さんにも大感謝。また次の作品でお会いしましょう!それでは!

(ごとうあさゆき)

25話感想

クロムクロ/25話感想 戦いが終わった平和な世界に勇者はいらない!? 世界に裏切られ捨てられる英雄達の末路と武辺者の決意!

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レフィル隊長操るラスボス・オーガとの黒部最終血戦を征し、寸でのところで超空間ゲートの停止に成功したクロムクロと地球軍。しかし勝利の余韻に浸る間もなく、事態は新たな方向へと動き始めます。

侍が己の信念に動き出すクロムクロ第二十五話『鬼の見た夢』のレビューです。

24話感想

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新たな敵は――地球人?


▲ 遙かなる時を超えた因縁、決戦を征した剣之介――しかしサムライの戦いはまだ終わらない!

戦後処理に追われる黒部研究所。地上施設はほぼ壊滅、何と言っても研究所直上に全長全高1キロを超えるエフィドルグ母艦が鎮座したままです。

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不老不死、重力制御、クローンに洗脳制御、そして超空間ゲート…人類を遥かに超えたテクノロジーの数々に国連や大国上層部の間に漂う不穏な気配。異星人との戦いが終わったのも束の間、次に彼らの前に現れた敵は同じ人間でした。

大国のエゴに翻弄される人々。彼らもまた決断を迫られます。

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一方その頃学校に登校した剣之介と由希奈はクラスメイトに勝利を祝福されます。

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先に登校していたソフィーも歓待を受けた模様。それにしても上半身をふっ飛ばされたガウス1でしたが怪我一つしてないようでなによりです。

450年前の真実が明らかに

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かつてゼルとその仲間達は、ゼルの星を飛び立った先遣隊を追うためエフィドルグの船を奪い、そして地球侵略を始めた先遣隊に船に船をぶつける特攻で計画を頓挫させました。恐らくこの時に枢石は分解、地球のあちこちに散らばってしまったのでしょう。

母艦を離脱したエフィドルグの生存部隊は偶然富山の地に降り立ち、鷲羽の城に攻め入ります。ここを根拠地にするために。

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雪姫はやはり最初の拉致でエフィドルグに捕らわれていました。現地協力者を探していたゼルは仲間と共に敵基地に潜入、たまたま一人生存していた雪姫を救い出します。

なおこの時イムサ似の人物が死体の山の中に見受けられます。この時採取された雪姫含む遺伝子データがエフィドルグ本隊に通常通信で送られたのでしょう。

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雪姫「構わぬ…骸となりて仇を討とう」

ゼルに保護された雪姫。雪姫救出隊に参加した剣之介がゼルと一緒にいる彼女の姿を目撃したのは丁度この時だったのでしょう。カクタスの攻撃で重傷を負った剣之介はゼルによってもう一人の纏い手として見い出され、治療を受けました。

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雪姫「我が子孫が星々の世界に旅立つか…彼奴らの非道を止めねばなるまいな」

雪姫は鷲羽の仇を、そして未来に希望を繋ぐために纏い手となって戦うことを決意します。今回のゼルの話で認識のズレこそあれ、剣之介の記憶が正しかったことが無事判明。

ゼルと雪姫の想いに剣之介は感銘を受け、感謝の言葉と共にゼルにこれまでの非礼を詫びるのでした。

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ゼル「しかし未練だな。どうしても死ぬ前に一度、故郷をこの目で見たいと願ってしまう」
剣之介「ゼル殿…」
ゼル「だが…私に残された時間ももうない。このまま朽ちていくのみだ…」

レフィルの言葉によってゼルの星では今だ反乱軍とおぼしきゼルの仲間達(?)が抵抗をしていることを知ります。また第三勢力とおぼしき『反エフィドルグ連合』の存在とその激文が全宇宙に飛ばされ、現在雌雄を賭けた決戦の最中であることも……

しかし現在の人類にはどうすることも出来ません。ゼルの星まで通常航行では光の速さでも片道220年以上かかります。あまりにも遠い距離です。

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虜囚のムエッタを慰問するために研究所を訪れた剣之介と由希奈。しかし彼らの前で体調の悪さを訴えるムエッタ。実はドクターハウゼンから薬を盛られていたのです。

入場ゲートではこれまで携帯許可の下りていた刀を没収されたり、新たな国連兵はこれまでより重装備になっています。剣之介やムエッタ達の反乱も懸念材料の一つでしょうが、あるいはオーバーテクノロジーの独占を狙った大国や企業の侵攻を牽制するための処置なのかもしれません。

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激高する剣之介にパラライザーを撃ち込むドクター。どうやら医者の時間は終わり、マッドドクターの時間がやって来たみたいです。

いつの時代も兵は駒。利用価値が無くなれば処分される――この時代に自分達の居場所が無いことを剣之介は痛感します。

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剣之介はある決意を持ってゼルと面会します。

その剣之介の案を聞いたゼルは「狂気の沙汰だ」と呟きます。しかし同時に万に一つの勝機があるとも――

武辺者、はじめてのデヱトに参る

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翌日、剣之介は由希奈を誘って遊園地に行きます。幸せの時間を満喫する二人。ここはやはりP.A.WOKS御用達のミラージュランドでしょうか?(笑)

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由希奈「どうしても行かなきゃいけないの?」
剣之介「…!?」
由希奈「ゼルさんの星に二人を連れて行ってあげるんでしょ?」

二人っきりの観覧車の中、なかなか言い出せない剣之介を見かねて自分から話を切り出す由希奈。由希奈は剣之介の決意に気付いていました。

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由希奈「私を嫁にするって言ってたよね?あれって嘘だったの!?」
剣之助「…あれは反故になった」
由希奈「勝手に反故にすんな!」

救って貰った命、託された想い、施された恩義に報いるため銀河の海へ飛び出す決意を固めたサムライ。しかしそれは万に一つしか勝ち目の無い、そして帰れぬかもしれない戦い――最愛の人を連れて行く訳にはいきません。不器用な剣之介の優しさがあまりにも哀しいです。そして別れを告げられた由希奈は一人ゴンドラの中で涙するのでした。

ですがまだ由希奈のターンは終わってはいません。この半年で成長した普通の女子高生が下す結論は…?

傷心のムエッタ

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第2クールのもう一人のヒロイン、ムエッタさん。今回レフィルの話から自分が作られた存在であると改めて知らされ激しいショックを受けます。

しかし同時にゼルとの会話から、自分の記憶にある『星と両親の思い出』が造り物の記憶とはいえ、確かにその景色が存在するという事実を知ります。

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ムエッタ「私は故郷の夕陽を見たい。たとえそれが偽りの記憶だとしても、本当にあるというのなら、この目で見てみたいのだ…」

偽りの記憶。しかしそれは確かに実在する――ならばそれを一目見てみたいという願望を持つムエッタはそのためならどんな恥辱の中でも生き延びようと考えます。

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自由と引き換えにスタンチョーカーを身に着けることを受け入れたムエッタ。ちなみに同時期からゼルさんも電撃首輪を着けています。

まさに怒涛の展開――果して最終回はどうなる!?

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今回トムは本国からの命令書を燃やしてしまいした。恐らくは(米軍への)原隊復帰命令辺りでしょう。纏い手、つまり不老不死になった訳ですからね。米国が自分のところで確保、独自に研究したいと考えるのは当然です。

命令書を燃やしたのは本国に戻れば一生モルモット生活になることがトムには分かっていたのでしょう。地球を救った英雄達に押し寄せる試練。義に篤い武辺者の決意。仲間思いのトムもまた行動を起こしそうな気配です。

いよいよ残り1話となったクロムクロ。富山の地から始まった侍の戦いはまさかの展開へと発展するのでしょうか? そして由希奈の出す答えは?

次回ついに最終回。サムライの生き様に期待しています!

(ごとうあさゆき)

24話感想

クロムクロ/24話感想 勝利の鍵はまさかの由希奈!? 人類の命運を賭けた富山血戦!! しかし驚愕の事実が明らかに!

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エネルギーチャージの完了した枢石が宇宙に放出され超空間ゲート開放まで後僅か。援軍も期待出来ない状況でグラハム少佐率いる地球軍は残存戦力を総動員して最期の血戦に挑みます。

地球の未来を守るこの一戦、あまねく人々が持てる全ての力を振り絞るクロムクロ第二十四話『血戦の黒部ダム』のレビューです。

23話感想

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決戦に臨む戦士たち

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最後の戦いに挑むべく準備を進める地球側。そしてムエッタもまた決意をグラハム少佐に伝えます。

己の本心――『どんな事実でもいい、真実を知りたい』。この想いを貫き通すため、かつての仲間達と戦う決意を。

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そしてゼルやソフィーもまたこの戦いに臨む決意を新たにします。そんなソフィーにガウス1を託す少佐。黒部研の本部施設奪回のためには歩兵戦力が重視されます。トムやシェンミィら生身でも戦闘能力の高い人間はそちらに配置したのでしょう。

そしてもう一枚、戦いの切り札をこの時点で少佐は既に用意していました――

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人類の未来を賭けて、立山国際高校を出撃する奇襲部隊。国連軍の残存兵力だけでなく、警察や機動隊、自衛隊の残った戦力も全て混成した――まさに人類最後の戦いを挑む決戦です。混成具合がいかにもゲリラ屋っぽくていいですね。

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先陣を切って飛び出すクロムクロ。主な役割は敵の注意を惹き付ける囮役です。もちろんエフィドルグ側も陽動は承知。ですが最強戦力がクロムクロである以上、無視は出来ません。

血戦の黒部ダム!

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母艦を防衛するのはスパイダー、ブルーバード、ロックヘッドら指揮官機の大型ジオフレーム。そして大量のヘッドレスにカクタス部隊、そして洗脳された黒部研職員です。グロングル3体を相手にする絶対的不利な状況の中、敵の目を惹き付け時間稼ぎを行うクロムクロ。その間にドワーフに護衛された奇襲部隊が研究所に乗り込みます。

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ソフィーが騎乗したガウス1がクロウに空輸され黒部に到着。奇襲部隊の直援に回ります。相当数のヘッドレスがまだ残っているのでそちらの掃討。ガウス1を投下したクロウは直ぐ様クロムクロとドッキング。ブルーバードの迎撃に向かいます。

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一方メドゥーサことマナタを湖中から召喚し乗り込むムエッタ。ミラーサとの因縁のバトルに突入です。

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ヘッドレスの集団に取り囲まれたガウス1、しかしその危機を生存していたセバスチャンが戦列に復帰し回避!大破したガウス2を利用してスパイダーを罠にはめ、その隙を突いたムエッタの一撃がミラーサにトドメを刺します。

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空中戦ではブルーバードに一日の長。由希奈操るクロウでは空中制御も思うようにいかず大苦戦。咄嗟にマスドライバーを利用した攻撃を思い付いたソフィーはクロムクロにブルーバードの誘導を指示。

なんとマスドライバーからの人間大砲でガウス1を直接ブルーバードにぶつけるという超荒業の炸裂です。

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クロムクロクロウの攻撃でブルーバードも撃墜。ついに残すはイムサ操るロックヘッドのみ。ここに来てレフィル隊長はついに自ら出陣を決意。発進した隊長機は変形、ロックヘッドと合体、オーガ形態となります。

全長48m全幅170mという超巨体。2機分の重力制御で圧倒的なパワーを誇り、攻防一体の4本の巨大な超振動フレキシブルブレードを装備した、まさにラスボスにふさわしい機体です。

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オーガと戦うクロムクロクロウ、ガウス1、メデューサですが圧倒的なパワーに防戦一方、ピンチに陥ります。そこへトムが乗り込むナイオンことロングアームが参戦!

まさにこれこそ少佐が残していた切り札でした。ロングアームを活かすため、トムとシェンミィをガウス1の操縦者から外したと思われます。シェンミィはトムにもしものことがあった場合の予備パイロットだったのでしょう。

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しかしパワーで圧倒される状況に変わりはありません。苦しい戦いの中、由希奈はある作戦を思い付きます。

それは各機がオーガの4本のブレードをそれぞれ一本ずつ取り抑えるという単純なもの。ガウス1、メデューサ、ロングアームが機体にダメージを喰らいつつもブレードを1本ずつ抑え、クロムクロが残る1本を抑えます。

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クロウのアームを利用して超振動スピアの一撃をオーガに叩き込む由希奈。その一撃はまさにグロングル最大の急所であるコクピットを貫きます。腕部や外部兵装を持たず、フレキシブルブレードに攻防の全てを担わせていたオーガの機体コンセプトの隙を突いた見事な作戦です。

敗北を悟ったレフィル隊長はキューブで一人脱出、母艦へと逃走します。その目的は枢の発動を一秒でも早めること。しかしヒドゥンルームに辿り着いたレフィルを待っていたのはゼルの容赦のない一撃でした。ゼルを始めとする地上部隊がいち早く母艦内部を占拠していたのです。

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レフィルの正体は薄々想像していましたが、やはりゼルと同種の異星人。洗脳マシンを利用してレフィルを操りゼルは枢を停止、続いてエフィドルグの正体に迫ります。しかしクローン製造されたレフィルは重要な情報を何も知らず、結局エフィドルグの正体については謎のままに終わってしまいます。

しかしそこで洋海がふと尋ねた問い――「もしこのまま枢が開かなかった場合はどうなる?」に対し、レフィルの答えはまさに驚愕する内容でした。「より大規模な矯正艦隊が通常航行にて出発する。到着は224公転周期の後」――

勝利の鍵は由希奈!

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今回の戦いの影のMVPは何と言っても由希奈でしょう。

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クロムクロのナビとして剣之介のフォローはもちろん、ゼルがガウス1の移送を完了した後はクロムクロの空戦制御を担当、つまりドッキングも。オーガ決戦では作戦立案に決定打とまさにヒロインの面目躍如、八面六臂の大活躍です。

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由希奈「私だって…戦えるんだから!」

ラスボスにトドメを刺す由希奈の決めゼリフ。まさによくぞここまで成長したと言えるでしょう。これまでにも戦術的な才能の片鱗を発揮していましたが、まさか人類を救う勝利の鍵にまでなるとは驚きの一言です。

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母艦に突入したものの、クロムクロのコクピットで人を殺した感触に震える由希奈。恐らく超振動スピアでイムサを刺し貫いた時の感触が機体との感覚共有を通じて(あるいはナノマシンを通した神経接続?)同期したのでしょう。

そこはやっぱり普通の女の子。でも今回の活躍はまさに『侍の嫁』の名に恥じぬ物でした。

いよいよラストスパート!

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今回ゲゾンレコ隊を倒し何とか危機を退けることに成功――しかし最後の最後で恐るべき事実が明らかに。それは224年後ゲゾンレコ隊より圧倒的な戦力のエフィドルグ矯正艦隊が地球を襲来するというもの。かなり先の話とはいえ、放置する訳にもいかないでしょう。人類に訪れた未曾有の危機は去った訳ではなく、将来に禍根が先延ばしされただけだったのです。

もちろん人類がこのまま黙って見ている訳では無いでしょう。今回の戦いでエフィドルグ母艦や枢石、グロングルやカクタスなど様々なオーバーテクノロジーを手に入れました。ゼルというこれまで人類史の陰に潜んでいた協力者を得て、これから人類はどう対策をするのか? そして由希奈は剣之介のプロポーズにどう答えるのか?(笑)

残り2話! 次回の展開が非常に楽しみです。

(ごとうあさゆき)

23話感想

クロムクロ/23話感想 ムエッタのドキドキ学園生活。最後の日常は嵐の前の静けさ…未来を望む侍の決意と覚悟を見よ!

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雪山の遭難から一夜。本心を互いに打ち明け合った由希奈とムエッタは一気に距離を縮めます。刻一刻と迫り来る破滅の時の中、来るべき最終決戦に備える戦士達が最後の時間を過ごすクロムクロ第二十三話『雪に唄う蛙』のレビューです。

22話感想

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辺境矯正官、転校生になる

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シールドに覆われた黒部の地。臨時避難所兼指揮所になった立山国際高校。脱出に遅れた生徒達は他に行く宛も無く、自然と教室に集まります。

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生徒数がわずかですが授業をする訳でもないのに全員が律義に制服姿。やはり学校に来るには正装――制服姿に自然となってしまうのでしょう。

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そこに登校して来る由希奈と剣之介、そしてムエッタの3人。まさかこの終盤に至っての制服ムエッタさん初お目見え。スタッフ実によく分かってます(笑)

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武隈先生も現れ、他にやることもないので授業を開始――というかホームルームに近いものでしょうか。深イイ話が始まります。

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それは牛乳の壺に落ちた2匹の蛙の話。ジャンプしても届かない状況に、一匹は絶望して壺の底に沈みます。しかしもう一匹の蛙は諦めずに足掻き続け――その結果、牛乳はバターとなり、それを足場に蛙は壺の外へと脱出することが出来ましたとさ…めでたしめでたし。

もし牛乳がバターになることを知っていればもう一匹も死なずに済んだのかもしれない、だから知識を学ぶことはとても大事、そういう教訓めいた寓話です。最後まで諦めず人知を尽くす…先生はそれを生徒達に伝えたかったのでしょう。

侍、進路指導を受ける

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授業の後、先生に進路指導を受ける剣之介。もはや現代に侍は思想の中でしか存在しておらず、思想だけでは食べていけません。

剣之介に現実と未来を考えるよう、きちんとアドバイスする武隈先生。14話で剣之介がムエッタに刺された時も的確な処置をしてましたが、どうもただの教師では無さ気です。もしかすると内調か陸幕辺りのエージェントの可能性も?

しかし1話でもそうでしたが、生徒の将来を考える立派な先生です。

野球侍、映画に出る

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カルロス渾身の脚本が仕上がり、まさかの映画撮影がスタート。18話温泉回の食事会話がこんな形で伏線になるとは予測もしませんでした(笑)

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エフィドルグの最終計画が刻一刻と迫る中、今という時間を全力で楽しむ若者達。

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トム「何遊んでんだ、あの馬鹿どもは?」
グラハム「遊べるうちに遊んどくもんさ。大人になってから遊んでたんじゃ、みっともないからな」
トム「フン…みっともない、上等!」

今回若者達を暖かく見守る&アドバイスする大人達の描写が非常に良いですね。

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覆面男「今のユーではケンノスケに勝てないネ~!」

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謎の格闘家「この悪党は私が倒す!」

なお大人気ない一部の大人は撮影に乱入。実にやりたい放題です(笑)

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明日どうなるかは分からない。それでも必死に今を生きる――それは一匹の蛙の様に、最期まで足掻き続ける。誰もがまだ諦めていません。闘志衰えず、戦いに臨む気迫は十分。

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武隈先生の先程の話を思い出し、雪姫の想いを守るため――仇討では無く、復讐のためでも無く。未来のため今を生きる人々の礎となるために2匹目の蛙が飛び立つためのバターとなる決意を固める剣之介。

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ムエッタ「ところでバターとは何だ?」
剣之介「存じませぬ」
ムエッタ「…そうか」

せっかく良い話が全て台無しです(笑)

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そして日が沈む頃全ての撮影が終わります。それは束の間の――そして最後の休息の終わりを意味していました。

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エフィドルグ母艦から反転トラクタービームで成層圏外へと射出される完成体枢石。恐らくエネルギーの充填が完了したのでしょう。

いよいよ地球最期の刻が迫ります――

辺境矯正官の地球滞在日記

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全体的に穏やかな日常回だった今回、やはりポイントになるのは地球の日常を過ごすムエッタさんの描写。ここ数話、表情がどんどん柔らかくなっていった彼女ですが今回は笑顔や驚き顔など非常に魅力に溢れた描写が多数。

なおパジャマは由希奈の物を貸して貰っている様ですね。サイズが合わず胸元が大きくはだけてしまっているのがポイントです(笑)

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学校では制服姿。美夏からも「マジでそっくりさんだねぇ~」と突っ込まれる程そっくりです。

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食事をしたのは今回が生まれて初めてだった模様。スプーンの持ち方や「美味しい」という概念を知る反応がとてもカワイイです。母性溢れる優しい由希奈もとても良い感じ。

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なおこちらがミラーサちゃんの食事風景。エフィドルグは固形キューブで栄養補給をしている様です。なお味は無いか、美味しくない模様。サプリやプロテインといったところでしょうか。

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どうしたらいいのか分からないムエッタさんをカウンセリングするまりなちゃん。まりな先生、これまでとはまるで違い、きちんと相談に受け答え、ムエッタの悩みに真摯に応えます。

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映画撮影を通してクラスメイトと打ち解け合い、自分のやるべきことを見出すムエッタさん。ちゃっかりキョンシーとして参加しています。本人は白くて小さいものになりたかったらしいですが…着ぐるみかゆるキャラ?

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これまで流されるままに剣之介に協力して来たムエッタですが、今回様々な人と接触したことで剣之介の願いを自らの意思で受け入れます。
果たして彼女が見届けるエフィドルグの真実とは? そしてその結末はどうなるのか――

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いよいよ地球の運命を賭けた最期の戦いが始まります。黒部研側の戦力はクロムクロクロウ、ガウス1、そしてダム湖に沈んだメデューサ。恐らくそれぞれの機体がヨルバ・イムサ・ミラーサのグロングルと対峙する間にグラハム少佐率いるゲリラ歩兵(と研究解析員?)による潜入部隊が直接母艦に乗り込み、制御系の破壊かあるいはバリア停止を目論むのでは無いでしょうか。

今回ヨルバは捕えた所員から聞き出した『地球側は枢石の真の力(超空間ゲート)のことを全く知らない』との情報で相手を見下しています。このことが決定的な油断、あるいはミスを誘発しそうな気配。

残り後3話、血戦というサブタイトルに相応しい激戦奮戦死闘のクライマックスを期待するところです!

(ごとうあさゆき)

22話感想

クロムクロ/22話感想 敗戦。セバス殉職。そして既に死んでいた父…次々と明らかになる真実に打ちひしがれる暇も無い、立ち上がれ由希奈!

クロム22-①セバス殉職
黒部研究所を舞台にした大攻防戦。圧倒的なエフィドルグの戦力の前に成す術もなく破れ、多くの犠牲を出した地球軍。果して地球側に逆転の目は残されているのか!? 夏の終わりに雪が舞うクロムクロ第二十二話『鬼が哭いた雪中花』のレビューです。

21話感想

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真なる安寧へ、最終フェイズ開始!

クロム22-②シールド
母艦から射出された装置によりシールドが展開され、黒部を中心とした半径25kmは完全に隔離されてしまいます。

クロム22-③気候変動
なおシールド圏内の気候を変動させるエフィドルグ。一体その目的はどこにあるのか? 夏の終わりにも関わらず木々は紅く色付き、雪が降り始める黒部の大地――

クロム22-④クロムクロ帰還
一方脱出の遅れた黒部の所員や避難民はシールド内に閉じ込められてしまった状況。急遽立山国際高校を避難所に。職員室が臨時司令部となります。

クロム22-⑤ボロボロガウス1
残存戦力はクロムクロクロウとボロボロのガウス1のみという有様。赤城のおやっさんも無事でしたからなんとか応急修理はしてくれるのでしょうが。しかし部隊は孤立無援、援軍も期待出来ず戦力的には非常に厳しい状況です。

クロム22-⑥寺
その夜、寺がシールド圏内にあったため白羽家一同は一旦自宅に戻ることに。同行する剣之介とムエッタ。

クロム22-⑦どっち?
小春「えと…どっちがゆきねぇ?」

ムエッタと(正式には)初対面はずですが小春ちゃん、お姉ちゃんが分身しても全く驚いた様子がありません。肝が座ってますね(笑)

クロム22-⑧居間
居間では洋海とゼルが待っていました。全員揃ったところでゼルは自身が友と呼ぶ由希奈の父、白羽岳人(しらはね たけひと)との出会いを語ります。

追憶回想~おかしな二人

クロム22-⑨回想1
8年前、岳人は鬼の存在を証明するため山中に篭もり罠を仕掛けて鬼を捕まえようとしていました。ですがあからさまにバレバレの罠です。

クロム22-⑩陰から見マモル
その様子を陰からずっと伺っていたゼル。当然引っ掛かるはずもなく、やがて実験に焦れた岳人は「やはり鬼の好物は人の肉か?」と自らの腕を切り落とそうとナイフを取り出します。

クロム22-⑪おにだぞー
ゼル「よーし、望み通り喰らってくれる(棒)」
岳人「あははは! やったー!」

そんな岳人の姿を見て慌てて飛び出してしまうゼルさん。今までの描写でも薄々そう感じていましたが見た目は怖いですがやっぱりどこか『いいひと』っぽいです(笑)

クロム22-⑫仲良くなる
仲良くなったゼルと岳人は由希奈を介抱したあの秘密基地(?)洞窟で牛タンシチューを食しながら会談を交わします。

ゼルのひょうきんな姿はもちろん、レトルト食品を食する鬼の姿にちょっぴりガッカリのおとんの姿もなかなか可愛いです。

クロム22-⑬別れ
異星人――エフィドルグ侵攻の事実を知った岳人は山を降り、この事実を世間に知らせようとしたのですが……

夏に降る雪。世界の終末

クロム22-⑭白羽一家
岳人の願いだった「家族とゼルを会わせたい」――友の願いを叶えられたことを静かに喜ぶゼル。岳人はゼルと別れて下山の途中、滑落して命を落としたのでした。急いで帰ろうと焦ってしまったのでしょうか。

クロム22-⑮御経
岳人の遺品を前に本堂で御経を唱える薬師和尚。番組初の、和尚としての本来の仕事をしています。白羽一家も静かに父岳人の冥福を祈ります。

クロム22-⑯寺の前でムエッタ
本堂前で佇む剣之介とムエッタ。自身がエフィドルグではなく地球人、それもクローンだと知ったムエッタは所在なく彷徨い歩きます。エフィドルグでもなく、かといっていまさら地球に与する訳にもいかず…

クロム22-⑰剣之介追う
失踪したムエッタを追って山に入る剣之介。追いて来るなと言われた由希奈ですが、やはり彼女のことが気になり山へと入ります。

クロム22-⑱倒れるゆきな
降り積もる雪に足を取られ滑落してしまう由希奈。ムエッタはオコジョの案内もあり雪の中に倒れた由希奈を発見。近くの山小屋へと避難します。

クロム22-⑲脱衣
意識の無い由希奈を低体温症から救うため、ムエッタは服を脱ぎ裸になります。冷えた体を人肌で温めるというお約束のアレです。

互いの温もりが距離を近付ける

クロム22-20父への想い
夢の中で父親の幻影と別れを告げる由希奈。岳人に本当の想いを伝えます。

クロム22-21目覚めるゆきな
目を覚ました由希奈はムエッタと裸で抱き合っていることに驚きます。低体温症を回避するために人肌で温め合ったことを説明するムエッタ。

クロム22-22想いを吐露する
由希奈はムエッタに父親に対しての感情を吐露します。

クロム22-23ムエッタ泣く
そして本心を話してくれた由希奈に次第に心を開いていくムエッタ。どうしたらいいのか分からない、迷っていることを泣きながら吐露します。

クロム22-24剣之介
着替えの終わったタイミングで山小屋に飛び込んでくる剣之介。全く間の悪い侍です。

ムエッタの説明でこの雪が完成体柩石へのエネルギーチャージであることを剣之介達は知ります。そして超空間ゲートが開けば本隊が来てしまうことは明らか。果たしてこのピンチ、地球側に捲土重来の策はあるのか!?

クロム22-25次回予告
前回今回と由希奈もムエッタも明らかになった事実を受け止めるので精一杯。精神的に大きな負担を強いられました。

山小屋で互いに慰め合うようなシチュエーションにはなっていましたが、逆に言えばこんな過酷な状況にも関わらず、他人を思いやれるほど精神がタフになった由希奈。大きな成長をしています。

大きな謎だった由希奈の父の失踪も下山の途中で事故に遭い死亡していたことで解決。これで残った大きな謎はレフィル隊長の仮面の下と450年前の雪姫の正体、ゼルとの関係くらいですかね?

残り4話、まだまだ予断を許さない状況ですが知恵と勇気でどうこの逆境を撥ね退けるのか楽しみです。由希奈とムエッタは心が通じ合った的な描写があったので、もしかするとクロムクロinムエッタ&由希奈組、剣之介とゼルは黒部研突入隊に編入…みたいな展開もあるかも?

クロム22-26いてつく枢石
なおグラハム少佐は洗脳された人々は生きているかも…と望みを持っていましたが、枢石発動と同時に洗脳所員は使い捨てにされ皆凍死した雰囲気です。恐るべしエフィドルグ。

侍も異星人もAmazon生活

クロム22-27アマゾン
Amazonが凄いのか、それともヤマト運輸(佐川急便?)が凄いのか。意外とコンビニ受け取りかもしれませんが。

ゼルさん、どうやって現代の現金を確保しているのかが気になります(笑)

(ごとうあさゆき)

21話感想

クロムクロ/21話感想 激闘富山、黒部攻防戦!敵も味方も総力戦、最後の枢石の行方は…!?

クロム21-①剣とゼル
エフィドルグの母艦で数々の真実を見聞きする由希奈。彼女を救うために母艦に乗り込む剣之介。レフィル隊長に真実を問うムエッタ――様々な思惑が入り乱れる中、ついに最後の枢石を巡って大決戦の火蓋が切って落とされるクロムクロ第二十一話『牙城の落ちる日』のレビューです。

20話感想

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タイムリミットまで後2時間

クロム21-②着陸
無事地球に帰還、黒部研前に着陸するクククことクロムクロクロウ。由希奈帰還に沸く黒部研の一同ですが事態はさらに逼迫した状況になりました。エフィドルグ母艦が降下を開始、2時間後には黒部研に到達することが判明したのです。

クロム21-③戦闘準備
急遽迎撃準備に入る黒部研究所。やはり由希奈の入手した情報やゼルのUSBの情報を精査、共有する暇も無さそうですね。時間的に鹵獲したロングアームやメデューサの書き換えも出来そうにありません。

クロム21-④ヘッドレス降下開始
一方母艦からは先遣隊が先に出撃。大量のヘッドレスや有人グロングルの投下が始まります。

クロム21-⑤ソフィーとセバスの別れ
別れの挨拶を交わすセバスチャンとソフィー。まさにここが正念場です。ソフィーはグラハム少佐の命令に従い戦闘部隊には合流せず退避組へ合流。

クロム21-⑥出撃ガウス隊
単座に改修され3機に増えたガウス隊がいよいよ出撃。

クロム21-⑦クロムクロ出陣
地球側はクククとガウスの4機のみ――対するは雲霞の如く押し寄せるエフィドルグ軍!

激闘、黒部攻防戦!

クロム21-⑧バトル
まさに総力戦の始まりです。激しい戦いを繰り広げる地球軍とエフィドルグ軍。

クロム21-⑨ククク
唯一空戦能力を備えるクククはやはりブルーバードとの高機動タイマンバトルに突入。高空から湖中まで縦横無尽に駆け抜けます。

クロム21-⑩ガウス3対イムサ
シェンミィ操るガウス3はイムサ操るトンファー使いのグロングルと対決。

クロム21-⑪ガウス2対スパイダー
セバスチャンのガウス2はミラーサ操るスパイダーと対戦。

クロム21-⑫ガウス1無双
トム操るガウス1は研究所正門前で仁王立ち。押し寄せるヘッドレスをバッタバッタと斬り倒していきます。

クロム21-⑬隠し武器
技術的に劣るガウスは常に武器を補充しながら戦うスタイル。研究所敷地内のあちこちにガウスの予備兵装が仕込んであることから見て、以前から大規模な襲撃、あるいは決戦がここであることを想定していたのでしょう。その中には鹵獲したロングアームの超振動ブレード製の武器も!

クロム21-⑭ガウス3活躍
イムサ「ナイオンの剣を己が獲物としたか。少しは遊べそうだな」

華麗な功夫と剣捌きを見せるガウス3号機。どうやら試作の1、2号機と違い、こちらは軍用にチューンされた模様。動きの滑らかさを見ても各部アクチュエーターやOSがかなりバージョンアップされたとみて間違いないでしょう。人型兵器として格段に良い仕上がりになっています。

黒部陥落――どうなる富山どうする地球!?

クロム21-⑮多勢に無勢
しかしヘッドレスの数はあまりに多く地球側はジリ貧です。研究所内にヘッドレスやカクタスがどんどん侵入し、そしてガウス部隊も指揮官機グロングルとの性能差に追い詰められていきます。逼迫する戦況。

クロム21-⑯ガウス3大破
ついには善戦虚しくイムサ機のトンファーブレードによって大破するガウス3。

クロム21-⑰退去命令
黒部研内部を蹂躙するカクタス。少佐と洋海はついに研究所からの総員退去命令を発令します。

クロム21-⑱洗脳される人々
カクタスによって次々とナノマシンをインプラントされてしまう研究所所員。たちまち口々に「エフィドルグに安寧を…」と呟くようになります。簡易的な記憶処置か催眠状態にされているといったところなのでしょう。

クロム21-⑲脱出組
一方研究所から脱出したソフィー達は戦闘に巻き込まれ立ち往生している護送車を発見、閉じ込められていたムエッタを救出します。

クロム21-20ミラーサ
そこに現れるスパイダー。ムエッタの姿を発見したミラーサはこれ幸いと命を奪いにやって来ます。とんでもない執念です(笑) ソフィー達の大ピンチ!

クロム21-21ガウス2タックル
セバス「無傷でお帰しするわけにはいきません。一槍…御馳走差し上げます…!」

突如ガウス2がタックル! スパイダーを抑え込みます。度重なる激戦で既にボロボロのガウス2。セバスチャンはここで決意の行動を起こします――

クロム21_001クロム21-22自爆!
スパイダーを巻き込み自爆するガウス2。セバスチャンは主人に対する忠義を行動で示したのでした…。

クロム21-23叫ぶソフィー
絶叫するソフィー。そんな彼女を乗せた脱出バスはトンネルに飛び込みます。トンネル入口は崩落、全ては暗闇に覆われて――

クロム21-24奮戦トム
ついに最後の1機となったガウス1。撤退する所員達のしんがりを務めるかの様に奮戦していましたが所詮は多勢に無勢。

クロム21-25クロムクロが救出
そこへクククが飛来、ガウス1を抱えて撤退するのでした――

初戦は敗戦。しかし巻き返すチャンスはまだある!?

クロム21-26射出する謎の物体
まさに今回30分バトル三昧。黒部に強行着陸したエフィドルグ母艦からは謎の物体が富山一帯に射出され、大きな被害を与えます。なお画像は新築されたP.A.WORKS新社屋。容赦無く大破壊されます(笑)

打ち込まれたのはバリアーの発生装置か、あるいは完成体枢石へエネルギーを供給するための装置でしょうかね?

クロム21-27ムエッタの正体バレ
そして今回ついにムエッタが雪姫のクローンであったことが判明。色々考察もして来ましたがこの辺りやはりゼルが解説役になりましたね(笑)

まぁ今回ではまだムエッタが何人目だったのかは分かりませんでしたが、記憶のズレも含めてやはり現在の幹部陣は全員地球人かゼルの星の者の可能性が高そうです。

レフィル隊長は鎧のガタイの大きさからいって、ゼルの星の者の可能性も高そうな気も…あるいはゼル本人(クローン体?)の可能性も…どうなんでしょうか。しかしとなるとやはり真のエフィドルグ人の正体が気になるところです。

クロム21-28次回予告
予想外の展開の早さで初戦を落とした地球側。最後の枢石と要石も奪われこのままでは超空間跳躍ゲートが開孔し、エフィドルグ本隊が来襲するのは時間の問題。まさに地球絶体絶命の大ピンチです。

しかし450年前にも似た様な状況になっているはず。それを食い止めた事実を知るゼルが味方にいるのがまだ希望です。また今回ダム湖に沈んだメデューサ、鹵獲したままのロングアームの存在が次回以降、地球側の反撃の鍵になるのかもしれません。セバスチャンの弔い合戦に剣之介や由希奈、ソフィーらがどう奮起するかも見物です。

激しさを増す最終決戦、第2ラウンドの反攻が今から楽しみです!

(ごとうあさゆき)

20話感想