カテゴリー別アーカイブ: アニメ

アニメ記事一覧とお知らせ


2号店つくりました。⇒「とりもげ.com

またソロプレイに戻ってます。お付き合いいただける方は再度よろしくです♪

以下にゅうにゅうすでのアニメ記事一覧です。(埋まっているのもあり。)

文章:各ライターさん・にゅううさぎ(とりもげ)
編集:にゅううさぎ(とりもげ)

【アニメ記事】
2017冬
BanG Dream!ACCA13区監察課エルドライブ幼女戦記鉄血のオルフェンズ(2期)/双星の陰陽師

2016秋
七つの大罪 聖戦の予兆ろんぐらいだぁす!ドリフターズ
鉄血のオルフェンズ(2期)斉木楠雄のΨ難双星の陰陽師

2016夏
天鏡のアルデラミンラブライブ!サンシャイン!!斉木楠雄のΨ難あまんちゅ!ReLIFE(リライフ)甘々と稲妻レガリアプリズマイリヤ ドライ不機嫌なモノノケ庵Re:ゼロから始める異世界生活クロムクロ双星の陰陽師

2016春
くまみこRe:ゼロから始める異世界生活ばくおん!!迷家-マヨイガ-三者三葉甲鉄城のカバネリ坂本ですが?クロムクロビッグオーダーキズナイーバー双星の陰陽師

2016冬以前(うさぎ個人)
ワンパンマン最弱無敗の神装機竜落第騎士の英雄譚オーバーロードアルスラーン戦記

ACCA13区監察課/拗らせ新入り巡査レイルの恋の行方は!?レイルとロッタの未来を予想!


悪い子かと思いきや、根は良い子だったレイル(´∀`*)

今回は、そんなレイルの恋模様にちょっとだけ注目にしてみようと思います( ´艸`)

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暴走する一目惚れ


ことの始まりはカフェでお茶をしているロッタを見かけ、レイルが一方的に一目惚れしたことです。ここからレイルのロッタを見守る日々が始まるのでした。


そこまでロッタを追いかけていたら、憎いジーンの妹だということもわかっているでしょうに。それでも追いかけるとは、相当ロッタに惚れている様子ですねw もしかしたら、2話でのジーンとの直接対決でレイルのジーンに対する想いが変わっているのかもしれませんが(´∀`*)


しかし、このほぼストーカーのような行動のおかげで、レイルとマギーが出逢い、結果ロッタの為になるので良かったのか…いやいや、ストーカーはダメですよ! レイルは希なケースです。皆さまは決して真似をしませぬよう(*`・ω・)ゞ

ピンチを乗り越え急接近!?


第9話では、マギーからの密告で、第一王女の刺客に命を狙われるロッタの護衛をするレイル。必死にロッタを守ろうとする姿は、一途で健気で良い男じゃないか!と思いましたが、レイルの下心がチラチラする行動を発見しました!笑


その1:ちゃっかりロッタの肩を抱くレイル


その2:ちゃっかり自宅にお邪魔しソワソワするレイル


でも、必死でロッタを守る姿はちょっと格好良かったのは本当です(*´∇`) 最後は残念ながらオウルに良いところを取られて、しょんぼりするレイルでしたが、その先にちょっとしたご褒美が( ´艸`)


「あのこと誰にもいわないでね」


命がけでロッタを守って良かったですねヽ(*´∀`)ノ ロッタが王族の出身だと知ったことで、ロッタと秘密を共有することになったレイル。しょんぼりから一転ガッツポーズです(*゚∀゚) なんか、純粋な恋愛って感じでキュンとなりますね(*ノ∀ノ)

今後はどうなる!?


ロッタを巡り、レイルがライバル視していたのは、オウルの存在とたぶんニーノでしょう。ニーノに関しては、ロッタは既に諦めている様子ですし、このふたりに進展は考えにくいです。オウルはライバルというより、娘を守るお父さんのような立場からレイルとの交際を反対しそうですw


レイルの素行を知っている観察課のお姉様方も、レイルの恋心を知った上で牽制しているようなので、ロッタの守備は鉄壁ですねΣ(・∀・;) まずは素行を直してACCA局員として全うに働き、観察課の皆さんの信用を得なくては…ロッタへの道程は大変そうですヽ(;´Д`)ノ


自分が居ない間、レイルにロッタを守って欲しいと任せたことから、ジーンはある程度レイルを信頼しているように見えますね。案外ジーンが一番最初に賛成してくれそう…w でも、お前にロッタはやらん!!と反対するジーンの姿も見てみたい気持ちも…( ´艸`) 

まとめ


ロッタとの出会いで、嫉み恨み素行不良から見事に立ち直ったレイル!「根は良い子」がちょっと拗らせちゃっただけですから、相手は王族の血筋だろうが頑張れ!!って応援したくなります((o(´∀`)o)) ロッタにとっても突然現れて命がけで自分を守ってくれた存在なのでチャンスはあるのでは!?


私はけっこうお似合いだと思いますよ(人´∀`) ふたりのその後がどうなったのか、本編で描かれていないのがとても残念ですが、ロッタのことだから学校とかマンションとか至るところにファンが居そうではありますね((((;゚Д゚))))

いつかふたりの未来が描かれたらいいなと願って…。最後までお付き合い頂き、ありがとうございました(*´∀`)ノ

(saku)

ACCA13区監察課/影からジーンを見守る悪友。ニーノの視線を大追跡!


最終回を迎えてから、心に穴が空いてしまったようです(´Д⊂ ACCAのない寂しい日々を埋める為に、今回はニーノの言動をアニメの話数ごとに追ってみようと思います!

あの時のニーノは何を考え、誰の指示で何をしていたのか…。最終回を終えたからこそ見える景色をまとめてみましたので、答え合わせをしつつお楽しみ頂ければと思います(´∀`*)

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ジーンを裏切る悪友!?

第2話「ニーノは裏切り者?



第1話の初登場ではただの友人だったふたり。2話では、段々とニーノという人物が見えて来ました。肩書きは元探偵のライター。今思えばどっちも嘘のような本当のような…。

ジーンの為に動いているのか、自分の目的の為なのか、ニーノについて描かれれば描かれるほど何が本当かわからなくなっていましたね。


最初の衝撃は、グロッシュラーの協力者クロウとしての登場でしょう。グロッシュラーに近づくことで、その背後にいるリーリウムの動きを偵察する役目だったのだと思いますが、本当にジーンを裏切っているのかとザワザワしてしまいました。

しかし、その真相は、王室サイドから送り込まれたスパイ。さらにジーンを間近で見守る理由もできるので一石二鳥。さすがクヴァルム枢機院長ですw

第3話「クロウとしての仕事



ジーンを酔わせてモーヴとの話を聞き出すニーノ。こうしていつもジーンから情報を聞き出していたのでしょう(;・∀・) シュヴァーンの成人式典にロッタを連れて行ったのも、ジーンに対して何か意味があるのかと思いましたが、ジーンとロッタを国王に会わせる為だったんですね!


式典ではグロッシュラー以外の存在の影がチラつきましたが、電話の相手はオウルでしょう。「ジーンは今夜のうちに3本目、4本目のタバコを受け取る」というのは、区からのタバコは受け取ってないように見えるので、リーリウムの接近という意味だったように思えます。

クロウなのかニーノなのか

第4話「ジーンを守るのも仕事



ロッタが大家さん宛に用意したお土産を預かったニーノ。正体不明の大家さんはオウル(アーベント)なので、ロッタはいつも会ってお茶していましたね(*゚д゚)


スイツ区では、変装してジーンの窮地を救ったニーノ。クロウとしての仕事はジーンの監視で護衛ではないので、ニーノとしての仕事をしたのでしょう。出入りが厳しいスイツ区に潜入できるあたり、ここもクヴァルムかオウルの力が働いていそうです! ニーノが居てくれて良かった(;´∀`)

第5話「気づかれた視線



ふたりの関係が変化し始めたのは、リーリウムからクロウの存在を知り、ジーンが視線に気づいてからです。とはいえ、グロッシュラーと繋がっていたリーリウムなので、ここはニーノが一方的にACCAサイドから裏切られた形ですね。


しかし、ジーンは深く追求せずふたりの関係は概ねそのままとなりました。ニーノが話していた「ジーンが巻き込まれ型」「ACCAの勤めではない」は本当でした。そうなると「モーヴ本部長はグロッシュラー長官を心から尊敬して、俺も本部長と同じくあの長官は好きだって…」という言葉も、本当にジーンが酔って言ったのかもしれません。これも本当のことでしたから…。

第6話「このまま友として



年越しパーティーをこっそり写真に収めるニーノは、パーティーを楽しむジーンとロッタを見てどこか嬉しそうでした。楽しむと怒られる。親友を裏切るような仕事でもニーノが楽しんでいたなら良かったです(*´∀`*) 

ニーノが見てきた景色

第7話「ニーノが背負うもの」



ドーワー区視察の際に、偶然国王様のお立ち寄りと遭遇し一緒にお菓子を食べることになったジーン。今思えば、偶然ではなく全て仕組まれていたような…。孫と一緒に食べるお菓子。国王様の嬉しそうな様子と「ありがとう」という言葉にニーノは何を感じたのでしょうか。


国王様から直接感謝を頂くということは、現代で言うと平社員が社長から感謝される、それよりもっと大変なことかもしれません。父親が生きていたらこのことをどんなに喜んだだろう。目の前の風景からどんな物語を描いただろうと、父を想っていたのかもしれませんね。この場にシュネーやオウルが居たら…いろんな想いがニーノの中を駆け抜けたように思えます。


そして事態は急展開、コロレー区でモーヴから自分の秘密を知ったジーンが会いにきます。オウルに「私は話します」と報告したニーノ。30年、友に隠し事をしながら生きてきたニーノは、この時を迎えどんな気持ちだったのでしょう。安堵なのか、ジーンと離れることになる寂しさなのか…。

第8話「ニーノが見てきた全て



第8話にはニーノの人生がたくさん詰まっています。ずっと、ニーノは悪者なのかもしれない、ジーンを裏切っているのかもしれないとザワザワしていましたが、全くそんなことはなく、ニーノもニーノの父親も心からオータス家を愛し見守ってきたことがわかります。ニーノの好きなチョコレートとリンゴのケーキは父親との思い出のお菓子だったんですね(つд;)

第9話「もうヘマはしない



ニーノが姿を見せなくなった9話。ここではグロッシュラーが、クロウに何を指示していたかが明らかになりました。噂に対し各区にタバコを贈るというアクションがあるか、ジーンを監視するニーノがクロウとしてグロッシュラーに報告していたのでした。もちろん、オウルを通じてクヴァルムに情報は筒抜けでしたが…(・∀・;)

変わらないふたり

第11話「ぶつけられた本音



自分を庇い負傷したニーノを前に、初めてジーンが声を荒げました。「そんなの俺もロッタも喜ばない」ジーンだってニーノの立場をわかっていたはずです。わかった上でのジーンの本音。ニーノはどう受け取ったのでしょう。

第12話「元の場所に戻るだけ」



そして、ジーンの本音には続きがありました。「俺は俺の意志でやっている」と反論するニーノに「もう、楽しんだらダメと言うな」「俺はずっと楽しかった、今も」それでも、親友に自分の人生を歩んで欲しいというジーンの意志。回想はここで終わってしまいましたが、ジーンが部屋を出た後に「お前らしいな」とニーノがつぶやく姿が目に浮かびますね。


全てが終わり、オウルから言われた言葉は「君たちを役目から解放しようニーノはずっと父と仕事をしていたんですね。自由になったニーノは、ようやく自分の人生を生きることになります。バイクに跨がり向かった先は…もちろん、ジーンの隣です。

まとめ

王子様と王子様を守る騎士。しかし、王子様には事情があり、騎士は全てを隠さなければなりません。大切な王子様に大きな隠し事をしながら親友として側に仕える騎士の物語。ニーノのお話はそんなところでしょうか。


お話の結末はもちろんハッピーエンド。王子様と騎士は本当の親友になっていつまでも幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし。このふたりにはそうあって欲しいと心から思いますね(*´∇`) あわよくばロッタがニーノのお嫁さんになれば…。なんて、ニーノに限ってそれはなさそうです(;´∀`)


このアニメの人間模様を、より複雑にかき混ぜ、絡み合わせてくれたニーノ。本当に振り回されましたヽ(;´Д`)ノ でも、今ではとっても大好きなキャラクターです。そんなニーノに感謝と愛を込めて色々書かせて頂きました。最後までお付き合い頂きありがとうございました(´∀`*)

(saku)

ACCA13区監察課/もらいタバコのジーンの由来、そのタバコの真意とは?


いつもゆらゆら煙を燻らせ、当たり前のようにタバコを吸うジーンの姿に忘れてしまいそうになりますが、ドーワー王国ではタバコは超高級品で金持ちか悪人しか吸っていないのです。

では、一般人の立場のジーンがなぜこんなにタバコを吸っていられるのか?今回はジーンのタバコに注目してお話したいと思います(´∀`*)

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もらいタバコのジーン


1話でロッタやレイルが言うように、ジーン・オータスには「もらいタバコのジーン」という異名があります。公園や移動中など堂々とタバコを吸うジーンの姿を、街の皆は珍しいものに興味を示した表情で眺める。私達の暮らす現在では、分煙は進んでいるとはいえ考えられない環境ですね。


そして、最初のもらいタバコシーンはマンションのエントランスで、上品なおじさまから貰っていました。

お金持ちそうなこのお方が大家さんかと思っていましたが、大家さんが正体不明なことと、このマンションにはお金持ちがたくさん住んでいるということが6話ではっきりしましたね( ´∀`)b

タバコの為のもうひとつのお仕事


視察のついでに各区のえらい人にカタログを紹介するジーン。ロッタに仕事道具と渡されたアタッシュケースに詰め込まれた、もうひとつの仕事は実業家たちの仕事の仲介でした。公的な立場の人物がこんなことをして良いのでしょうか…(;・∀・)


そしてこちらの方がドーナツ自販機の社長様、ファーマス区から注文が入ったとジーンに感謝を伝えていました。他の実業家の方もジーンに感謝しているようで、タバコをあげるだけで大きな仕事を取れるとは、実業家たちにとってジーンは便利な営業マンになっているようです(;´∀`)

謎のタバコの出所は?


実業家の方から貰うタバコとは別に、ジーンは視察先で度々、封筒に入ったタバコを受け取っています。間接的に渡されたり、部屋に置かれていたり、後日届いた荷物に入っていたり…。今のところ、視察先の全区から受け取っています。


ジーン自身は、そのタバコについては何も知らない様子で、5話ではビッラ区支部長が渡したタバコではないことがわかり、益々誰から送られたものなのか謎が深まります。封筒に焼き印が押してあるのを見ると、何か深い意味がありそうな気がします…。


そして気になるのは、ジーンがタバコを受け取ったことをニーノが電話で誰かに報告していたことです。タバコの送り主はニーノの電話の相手なのでしょうか…そうなると王室と関係が!? 3話では、ニーノが「3本目、4本目のタバコを受け取る」と報告していました。タバコを受け取ったところは登場していなかったので何かの暗喩かもしれませんが、これも関係がありそうですね。

ジーンのタバコは国王の影響?


7話で王位継承筆頭の身分だと判明したジーン。

そもそも、ドーワー王国でタバコが貴重なものになったのは、愛煙家である国王の身を案じて枢機院長が手をまわしたと3話でわかりました。その時期がいつなのかはわかりませんが、タバコが貴重になった国でどのようにジーンがタバコと出会ったのか…。


まだ愛煙家だった国王の影響か、ジーンの父親が愛煙家だったという可能性もありますね。幼心に染みついた家族の感覚にタバコがあったなら、ジーンが自然とタバコと生活するのも納得できます。

もしかしたら、あの封筒のタバコは国王からの…。なんて、ちょっと考えすぎでしょうか(;´∀`)

まとめ


7話を終えた本編は、ジーンの過去や立場に注目したくなりますが、「もらいタバコのジーン」の謎はまだまだ残っています。そして、このタバコとジーンの関係がもしかしたら、何か重要な伏線なのかもしれません。


これからジーンがどんな道を歩むのか…。私の率直な感想を言えば、第二王女の長男であるジーンより、もらいタバコのジーンの方がしっくりきます(*´∀`*) 皆の注目を浴びる立場より、二番目くらいでのらりくらりタバコを燻らせながら、時に鋭く、時に優しく、時に頼りなく。ジーンにはやっぱりACCAの制服を着ていて欲しいな…。

(saku)


双星の陰陽師/婆娑羅(バサラ)を徹底紹介!これまでにアニメに登場した全婆娑羅に悠斗を加えた8名を解説!


いよいよ最終決戦に突入した双星の陰陽師。前回紹介した十二天将に続いて、今回のコラムでは婆娑羅(バサラ)の大特集をしたいと思います。

多くの婆娑羅がこれまでの戦いで倒されていますが、これまでの戦いを振り返るといった意味でもフォーカスしてみました。まずはケガレと婆娑羅の解説からおさらいしていきましょう。

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ケガレの上位種『婆娑羅』とは?


▲一般的なケガレ

『ケガレ』とは現世から隔離された異世界『禍野』に生息する、人の負の想念から生み出される悪霊の様な存在。そのケガレの中でもより大きな力を得て進化し、人に似た姿形を持ち人の言葉を理解し発するケガレの上位種のことを『婆娑羅』(バサラ)と呼んでいます。


▲真蛇クラスのケガレ

ちなみにアニメでは一般種の『ケガレ』と婆娑羅の間に、強大な力を秘めてはいるもののまだ人間の姿にはなりきれていない(場合によっては人間の言語を介する)ケガレと婆娑羅の中間形態『真蛇』が存在します。

そしてケガレの上位種である『婆娑羅』は原作では11体が確認されており、アニメでは7体の婆娑羅が登場しています。なお、初登場した神威を除いてアニメに登場した残り6体の婆娑羅は全てアニメオリジナルです。

TVアニメに登場した婆娑羅解説

《1》神威(かむい)



双星の陰陽師の物語上、ろくろと紅緒がそれぞれ一番最初に遭遇した婆娑羅。紅緒にとっては因縁の仇敵に当たり、原作・アニメ共に登場する(今のところ)唯一の婆娑羅です。陰陽連が付けた順位は『第十一位』(原作)ですが、アニメは婆娑羅の出現数が異なることもあり、設定が違ってる可能性もあります。

劇中で言及されたことはありませんが、時系列的には師より若い婆娑羅です。


見た目は青年の男性で、長い銀髪とケガレに近い外見をした左目が特徴。より強い陰陽師と闘うことを望んでおり、人間に選択を強制して反応を見るのが趣味。陰陽師と同じく符術を扱い、中でも『纏死穢』は両脚に強力な呪装を施すことが可能となっています。

紅緒の両親を殺しその呪力を奪った張本人で、石鏡悠斗の実力は認めていますが、あまり快くは思っていない様子。中学生時代、双星の二人が悠斗との初決戦を行なった際に両足を失った紅緒の前に現れ、ケガレ堕ちと同じ呪術を施し、『力』を与えました。このことにより紅緒はろくろや悠斗と同じケガレの一部を自らの力として獲得し、新たな足を手に入れています。


この様に強い相手と戦うために相手に助力することすら厭わない、実に風変わりかつ自分の欲望に忠実なケガレ。

視聴者的には残念ながら、ろくろ達が高校生に進級してからの展開ではまだ一度も再登場してないです。どこで何をしているのでしょうか。

《2》闇無(くらなし)



仮面を付けた青年型の婆娑羅。1200年の長い時を生き、禍野解放を悲願としていました。

現世と禍野を隔てる『天御柱』の枝を折り、結界を弱め全国各地に『龍黒点』を穿ち禍野の瘴気を溢れさせ、陰陽師達にそれを祓わせることで逆に陰陽師の体内に宿った瘴気で操り、その力でケガレを強化し十二天将にぶつけ、互いを全滅させるという気の長い計画を成功に導いています。


自身で百道を殺害しておきながらその罪を双星に被せ、千々石の憎しみを煽り双星に仕向けるなど、非常に手の込んだ策謀が大好きです。ただし策士策に溺れる形で、取り込んだ悠斗に逆に力を奪われる形で自らの呪力を根こそぎ奪われ死亡してしまいました。


仮面を被り素顔を隠していた理由は今のところ不明。ただし陰陽頭・土御門有馬以外には見られても平気な様子でしたので、その辺りに何か秘密があったのかもしれません。

《3》珠洲(すず)



Pixiv 助野様(原作者)

一見人間の女子高生くらいのギャルっぽい風貌をした婆娑羅。長いツインテールと黒リボン、ケガレ状の右眼ぬにメガネ、論理的な台詞の後にイカレた口調で「じゃ~ん」と語尾を付けるのが特徴です。若く見えますが実は千歳以上ということが判明。本人の言葉を信じれば、の話ですが。


常に3体の女性型真蛇を引き連れており、ラップミュージックと共にデスラップを高らかに歌い、踊るのが趣味。夢はアイドル(本人談)。なおろくろ・紅緒・きなこも一緒に踊ったことがあります。

闇無の計画には一切関与しておらず、積極的な加担もしていませんが、闇無の行動によって起こされる事態には並々ならぬ興味を示しており、千々石や闇無の使った呪術を使いこなせるようになっており、自由に現世訪問を可能にしています。


ろくろや紅緒、さえに対しては敵というより、個人的な興味や研究観察の対象として接しており、これまで敵対行動を取ったことが一度としてないため、婆娑羅としての実力の程は未だに未知数。

チャラい様に見えて哲学的な言動を行うスタイルも含め、彼女の魅力と神秘性を大きくプラスにしています。闇無共々原作者もお気に入りキャラみたいなので、もしかするときなこみたいに原作コミックに逆輸入される…かも?

《4》師(もろ)



妙齢の女性の姿形をし、花魁言葉で話す婆娑羅。豊満な体を貫頭衣に簡素に包んだ姿が特徴敵で、自分の美貌が人間の男性にとって性的な対象になることも知っており、それを積極的に呪力を奪うことに利用しています。

ろくろ一行が龍黒点発生を解消するためのきなこカーに乗って全国を巡る旅を始めた際、一番最初に出会った婆娑羅でもあります。


元は呪力を喰らいたいという本能が異常に旺盛な普通のケガレでしたが、闇無に見出され、才能ある陰陽師を多数殺し呪力を得たことで婆裟羅化しました。その恩義に報いるべく闇無に絶対の忠を尽くしており、滅するその瞬間までそれは変わりませんでした。


婆娑羅化後、十二天将・蹉蛇桜の父親である梓を殺害しており、桜と彼女の師でもある十二天将・膳所美玖にとって仇敵に当たる存在になりました。

鳴神町決戦より少し前、禍野にて行方不明になった有馬を捜索していた桜と美玖と偶然遭遇、戦うことになりました。激闘の末、二人の十二天将のコンビネーションの前に敗北を喫し、その戦いで受けた致命傷が元で消滅してしまいました。


《5》山門(やまと)



ファーの付いたコートにスポーティーな風貌で、メタリックゴーグルを着用しているファンキーなラッパー風な男性型婆裟羅。非常に粗野で凶暴、残虐な性格の持ち主で、暴力こそが至高という考え方をしています。下級ケガレを集めて融合させ、巨大な合身ケガレを生み出して十二天将を苦しめました。

名古屋戦ではもう一歩というところまで十二天将のコーデリアを追い詰めるも、ろくろ達に龍黒点を消され、瘴気とケガレの補充が出来なくなり弱体化。捨て台詞と共に禍野に帰還しています。


鳴神町決戦では合身ケガレを操る主力として参戦。闇無の編み出した呪装によって現世に降臨、十二天将・水度坂勘久郎と対峙しています。

攫った陰陽師の呪力を用い無限再生する合身ケガレを操り有利に戦うも、勘久郎と十二天将・雲林院憲剛の見事なコンビネーションの前に為す術もなく倒されてしまいました。

《6》千々石(ちぢわ) / 百道(ももち)



本来は一体だったケガレが進化の過程で二体に分離した珍しい経歴を持つ双子型の青年婆裟羅。燕尾服を着た執事みたいなコスチュームが特徴です。黒服で威勢の良い口調が千々石、白服で慇懃丁寧な口調が百道となっています。

闇無の依頼により双星に挑み、見事なコンビネーションで一時は双星を追い詰めるも、結局は敗北。その後、百道は闇無にとどめを刺されて死亡しています。千々石は百道を滅したのが闇無自身だとは知らされず、殺したのは双星と騙され、闇無から百道の呪力を受け取り傷を癒やし、パワーアップ、双星への復讐を誓います。


鳴神町決戦では闇無の浮上計画の事前段階で鳴神学園を襲撃。学園の生徒を人質に双星を襲います。双星や士門・繭良の行動によって生徒達が救出され、ろくろと士門の決死の行動によって千々石も倒されました。

《7》鬼無里(きなさ)



28話のみに登場。執事風のタキシードに片眼鏡(モノクル)を身に着けた男性型婆裟羅。口調こそ丁寧ですが、双星の二人を「おもてなし」と称し、殺害しようと襲撃してきました。その本来の目的は不明ですが龍黒点を利用していたことから闇無の指示に従っていた様子が垣間見られます。


双星は非常に苦戦していましたが、戦闘に乱入した十二天将・鸕宮天馬の手によって為す術もなく真っ二つに両断され、倒されてしまいました。

《8》石鏡悠斗(いじかゆうと)



Pixiv おぼろぎ様

化野家に生まれた紅緒の双子の兄。両親が婆娑羅・神威に殺害された後、石鏡家に引き取られました。紅緒からは家族思いの優しい兄と思われていましたが、実際は両親と紅緒のことは『弱くて力の無い者』と見下し、無価値と思っていた様子です。

基本的に性格は冷酷非情。双子の妹である紅緒相手でも容赦がなく、これまで両足を呪術で破壊する、結界に閉じ込め半死半生にするなど非道の数々を行なっています。


▲幼い頃の悠斗。雛月寮時代から左目に眼帯をしていますが、紅緒と一緒にいる頃は眼帯をしていません。恐らくケガレ堕ちの影響なのでしょうが…一体いつ、どこで…?

石鏡家に引き取られて後、雛月寮に入寮し陰陽師候補生となり清弦の弟子に。

しかし雛月寮でケガレ堕ちの儀式を執り行い、『雛月の悲劇』を起こす暴挙に至ります。事件の渦中でケガレの力を制御したろくろによって倒されたと思われていましたが、実際は生き残っており、成長したろくろと紅緒の前に姿を現しました。

雛月の悲劇はそれまでその真相がごく一部の陰陽連関係者にしか知らされていなかったため、妹である紅緒ですら真実を知りませんでした。なお双星が高校生になった時点では雛月の悲劇の情報も一般開示されてる模様です。そのため原作・アニメ共々化野家は迫害視されており、石鏡家に至っては原作では全員禍野にて討ち死にお家断絶する有様になってます。


再会した悠斗は、雛月の悲劇の頃からと比べても強大な呪力を身に付けており、この時点で十二天将である白虎の清弦の強さを大きく上回っていました。

しかも既に人としての姿は呪力を押さえ込んだ仮の姿でしかない状態という有様で、ろくろの腕のように全身がケガレ化した『玄胎』という姿が真の姿です。この時を含めてこれまで都合2回、ろくろに敗れており、ろくろに対する親愛の情が非常に深く重いのが特徴ですね。

鳴神町決戦の後、闇無の後を追った双星は禍野の最深部で天御柱に寄り添い眠る悠斗と再会を果たします。(天御柱が集める負の気を吸収して回復していた?)十二天将の力を奪った闇無が双星との戦いで傷ついた身を癒やすため、自分を吸収しようと謀りますがその行為を逆に利用し闇無の呪力を根こそぎ奪い、復活を果たします。

人類全てを殺せるほどの強大な力を得た悠斗ですが、それでもまだ破星王の力を秘めたろくろのことが『欲しい』みたいです。

戦いはいよいよ最終決戦へ


5人(?)の婆娑羅が滅び、いよいよ残す婆娑羅は神威と珠洲の2人、そして元人間の悠斗を残すのみ。対する現世側も十二天将が全滅し、陰陽連が壊滅。残された手立ては本来人類を抹殺するために生み出された『破星王』のろくろのみとなりました。

現世と禍野の戦いもいよいよクライマックス。果たして双星――ろくろと紅緒の運命は? 未だに動きを見せない神威と、謎の言動を繰り広げる珠洲の動きに注目しながらろくろと悠斗の決着がどうなるか、最終決戦から目が離せません!

(ごとうあさゆき)

小林さんちのメイドラゴン/水龍エルマはスイーツが美味しくて仕方がない 厳格さと防御を司る作中随一のいじられドラゴン

トールはどちらかといえば、これぞドラゴン!という史実に捉われないSFの古典的なドラゴンの姿をしていますが、小林さんちのドラゴンたちは基本的に、伝承のドラゴンに近い容姿とエピソードを持っています。

ドラゴンと言えば忘れてはならないのが水のドラゴン、もとい、リヴァイアサンですよね。リヴァイアサンは、8話で遅れて登場してきたエルマがベースとなっています。


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調和を司る小林さんちの防御勢


エルマは着崩した着物を着ていて、お尻から尾びれ、手には三叉の槍を持っています。もちろんベースはリヴァイアサン(レヴィアタン)ならぬ神の創りし最強の水棲生物。尾びれが特徴的なだけにモチーフとしているドラゴンが一番分かりやすいキャラですね。(+麒麟と見てみる興味深い記事もあった。)

でもよくみたら額から生えている“ぐにゃぐにゃ”の角も印象的。トールやルコアのように左右の側頭部から伸びている亜人キャラ、コスプレではお馴染みの角ではないため、エルマには常に誰よりも亜人の生々しさがつきまといます。


リヴァイアサンを端とする、OPでもちら見せされている白い水龍であるエルマの力の程は、トールと互角です。ただしそれは両者が戦った場合。


トールは空を高速で移動できたり、時空間移動などもできますが、エルマは飛行能力は得意というほどではないし、時空間移動もできません。が、エルマは結界を張ることが出来たり、水を操ることができ、その辺りで役割がはっきりしてもいます。(ちなみにエルマ曰く、「強さは同格だが、生まれが違う」。この“生まれ”の解釈には色々と考えが及ぶ。)

異端の調和勢として

一時期、エルマは人間たちから巫女として信仰されていました。目的は「食べ物が美味しいから」。

トールとエルマは混沌勢と調和勢に組していながら個人で動いているお互いの変わりドラゴンっぷりに興味を示しました。そうして長年二人は共に過ごすことになるのですが、結局喧嘩して道を分かちました。


▲ 5巻 この辺りのエピソードは個人的にもっと見たい。2期をやるならドラゴンたちの過去をメインに掘り下げてほしい。

トールが「火を吐く」なら、エルマは「水を操る」。トールが破壊をするなら、エルマはその破壊から街を守る。小林さんが仲が良いと言えば二人でハモって否定する、水と火の相対関係のままに二人はいわゆる犬猿の仲という間柄にあります。

一番まともに現代を謳歌するドラゴン


神話のドラゴン、もとい極めて神に近い存在なのに人間社会(現代日本)を誰よりエンジョイしているのは、コミケで本まで出してしまった根暗ドラゴンのファフニールですが、エルマも実は負けていません。

といっても楽しみ方、方向が少し違っていて、エルマはこれまでのドラゴンと同じようにトールの周辺で暮らし始めるのですが、まさかの社会人として働きます。もちろん一人暮らし。オフィスレディ。


▲ EDを見ていると、ルコアにつきまとうわずかな憂いとは裏腹のエンジョイっぷりも相当な気がしてくる。(笑)

しかも、小林さんの会社に入ってきて、パソコンの起動も分からないほどド素人だったのからやがてコーダーとして、プログラマーとして小林さんから認められるほどの腕前に。(その能力分けて。)働いて稼ぐのは常識人らしいエルマの処世術というか、暮らし方ですが、稼いだお金の多くは食べ物、特にスイーツに費やしているグルメなドラゴンでもあります。


▲ 最近はビルス様をはじめとして、美味しいものに弱い神様が本当に多い


また、公式のキャラ紹介で「ちょっと抜けているのが萌えポイントです」とクール&ドライな小林さんから珍しく萌えられているドラゴンでもあって。抜けているのその言葉のままに食べ物に釣られて条件反射で動いてしまう作中随一の便利キャラでもあり、水と油というにはちょっとエルマが可愛すぎるトールとエルマの犬猿な関係でもあります。(*´ω`)

ACCA13区監察課/美貌の影に隠された野望?ACCA本部長モーヴという女


組織に生きる人間の生き様というだけあって、なかなか複雑なお話になってきましたね!

今回はその中でも特に気になる存在、モーヴについて色々お話したいと思いますヽ(*´∀`)ノ

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モーヴのプロフィール


モーヴはACCA最高地位5長官の次の地位である本部長の役職です。ACCAの組織図はぜひ事前特集をご覧ください(*´∀`*)

詳細なプロフィールが公開されていないので、年齢や誕生日、身長体重などは残念ながら不明です(ノД`) 身長に関しては男性局員と並んでもそんなに差がないので、160㎝~170㎝くらいでしょうか。


また、6話でジーンが話していたように、女性初の本部長となったモーヴはコロレー区の誇りとして称えられています。コロレー区では女性の地位が高く、モーヴはコロレー区でACCA支部長を勤めておりました。


コロレー区はジーンがまだ視察に行っていない区なので、今後の登場が楽しみですね!! 6話感想 →”>6話でモーヴが言っていたコロレー区長と支部長の違和感も気になるところです。

強く気高く賢いモーヴ


そのお姿に衝撃を受けた3話。カッコイイお堅い女性なのかな?と勝手にイメージしておりましたが、ジーンにまさかの色仕掛けです(;・∀・) 女の武器も駆使して自らの思うように事を運ぶ。私の想像以上にモーヴは強かな女だったようです!


まんまと誘惑されたジーンはモーヴの忠犬に(;・∀・) しかし、6話では「役に立たんな」と叱られ、情報を持って毎日待つジーンの元にモーヴは来てくれませんでした。誘惑しておいて、役に立たないとスパッと斬り捨てる。その冷徹さと強かさで本部長までのし上がってきたんですね( `・∀・´)ノ


モーヴなりの飴と鞭なのか…。健気にモーヴを待つジーンがちょっと可哀相になってしまいました(;´∀`) モーヴの目指す先はACCAの理想なのか、5長官の椅子なのか、どちらにしろジーンはもう少し巻き込まれそうな気がします。

カッコイイ女性といえば…

最初にモーヴを見た時に頭に浮かんだのは鋼の錬金術師のオリヴィエ・ミラ・アームストロングでした。冷徹で気高く賢い女上司、モーヴと違ってオリヴィエは女らしさも笑顔も見せないですがw そのせいもあって3話のお姿を見てびっくりしたのかもしれません(;・∀・)


そして、モーヴの声や話し方もモーヴの格好良さを表現していると思います(´∀`*) 声を担当する田中敦子さんの代表作はアニメ・攻殻機動隊の主人公、草薙素子です。低めに響かせるカッコイイ女性の声がしっくり来るのも納得ですね!


同じ女性としては、モーヴの活躍を応援したいところですが、ACCAの為なら何でもしそうな気配がちょっと危うさを感じます。

「ACCAは平和の象徴ではなく、ACCAが平和へ導く秩序を守るもの」グロッシュラーの意見には共感しますが、何となくモーヴを心から信頼できないのは何故でしょう…(´・ω・)

まとめ


登場人物の多くが何を考えているかわからないアニメですが、最初は、モーヴは正義の味方でわかりやすい人物だと思っていました。しかし、5長官に堂々と嫌味を言ったり、物応じせず輪の中に入ったり、命令を無視して内々に行動したりと、完全服従の本部長という訳ではないようですね。

モーヴはジーンを利用して何をしようとしているのか…。忠犬ジーンはこのままモーヴに見捨てられてしまうのか…。ふたりの関係に進展はあるのかも含め、ワクワクしながら見守っていきたいと思います(`・ω・´)ゞ

それでは、また本編でお会いしましょうヽ(*´∀`)ノ

(saku)

小林さんちのメイドラゴン/トールが小林さんちにやってきた経緯 酔っ払いはやっぱり最強だった【ネタバレ】

巨大なドラゴンの姿そのままに突然やってきたトール。

どこにやってきたのかと言えば、現代ではありふれている建築物の一つ、マンションで。何をしにやってきたのかと言えば、そこの一室に部屋を借りている小林さんに会いにきたのであって。


といっても小林さんは覚えていなかったんですけどね(笑)。


ともあれ、トール側からしてみればOPで感動的に抱きつくくらいには、ちゃんとした会いに来た理由があるのでした。



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神話での戦いの日々

小林さんちに来る以前、トールは神話の世界に生きていました。神話の世界といっても、古代ローマ、北欧神話、アステカなど、そうした各国の神話、太古の物語が横に結びついた架空の世界がトールの生きてきた世界。(ついでにどうやら魔法もあったようです。)


▲ 時代背景そのものは神々が戦い、黄昏ていた時代であり、文明機器が投石器で通じるレベル


キリストを知るほどドラゴンらしく長い寿命を持つトールは、時には何百年も眠ることもありながら、起きれば寝首をかこうとする人間(神話の人々)と長い間戦い続け、その度に“終末龍”らしく世界を恐怖に陥れる日々を過ごしていました。


▲ 可愛くしたらこんな感じ。(笑)

見知らぬ土地で、一人で


そうして、トールは戦いの最中、ある神らしき人物から雷――大剣を投擲されます。(なぜかこの投擲主をジークフリートと考えていたけど、今思えばこれが雷神の方のトールなのかもしれないかとふと思う。というかまんま…w)


それは深々とトールの巨躯を貫きました。

トールはこの剣によって致命傷を負ってしまい、お馴染みの時空間転移の魔法的な能力を用いたんでしょうね、現代日本の裏山へと落ち延びてきます。

そんな素振りは見せてはいなかったけど、トールはこのまま死ぬことを半ば受け入れていました。見知らぬ土地でたった一人で死を迎えることは、切ないもの。それは言語を持たぬ動物たちですらも本能的に嫌がるほどに。「切ない」という言葉では決して形容できないほどに。

そして救世主(小林さん)が現れた

そして死の淵に立っていたトールは、デスマの疲れからのん兵衛になっていた小林さんと出会いました。


酔うと人が変わる小林さんはトール、もといドラゴンと対面してもその存在を信じるわけもなく。


▲ 4巻

夢と現実の区別がついていない例のとんでもテンションで、まさかのトールに深々と刺さった剣(神剣)を抜いてしまいます。

酔っ払い恐るべしの一言、マンガだからこその1シーンでもありますが(笑)、トールは真面目に抜けたのは「信仰心がなかったから」と言います。(幼女のサラリーマンも信仰心の無さを咎められていましたね。)

疲れたドラゴンと疲れた現代人


叫んでいた言葉はさておき大役を果たした小林さん。トールからしてみれば命を救ってくれた恩人、救世主です。


「…うちくる?」

曰く、母と父からは人間相手でも恩は返せな義理堅いトールですが、カンナの時といい、少しタラシな小林さんの責任感のないお誘い文句をきっかけに二人の異種間交友は始まります。


「トール、飛べる!?」


義理堅い、そして少しタラシ。それだけでも相性がよさそうですが、その異種間交友にはあまりにも大きな寿命の差の問題や、新たなドラゴンの闖入など、避けては通れない歪みが生じつつも、一人だった二人は“同じもの”を求めていくようになり、その交友を深めていきます。

小林さんちのメイドラゴン/翔太たち魔法使いの事情は結構大変だった やってきた「元の世界」とは?

「濃い」という言葉はこれまでの小林さん記事で何回か使ってきましたが、


「いい香り。ファーストフラッシュかな」
「さすがです」


▲ トールすねっすね

小林さんのビクトリア朝な紅茶談義、あねショタ要素、したかったカンナ、そしてファフニールと滝谷の切なくてリアルなMMOゲーマーエピソードなど、6話は特に小林さんちが実は内包しているその濃さがよく伝わる内容になっていました。


そこにはサブキャラな真ヶ土翔太(まがつち・しょうた)ももちろん含まれています。

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ナチュラルに加わった魔法使いキャラ

ベースがドラゴンということで日常系ファンタジーの位置にある小林さんちですが、実は魔法的な要素が1話からありました。


▲ トールが力を使用する際、魔法陣がよく出てくる

うん、あったんですよね。1話のトールはドラゴン的、生物的なインパクトが強かったからスルーしちゃう感じではあったんですけど。(笑)


そう考えると、初登場した真ヶ土翔太くんが魔法使いであったとしてもなんら違和感はなくなってきます。(そもそも神様がいるんだからというのはなしで…w)

翔太の魔法使いとしての力量


「(あれ?近くで儀式でもやってるのかな?…子供?ちょっと行ってみよう)」


同じく魔法陣を用いたルコア曰く、悪魔の召喚の儀式をしていた翔太。目的は使役ですが、根底には魔法使いとしての力の誇示がありました。(いわゆる子供の興味本位とは辛口トールの談。)


「あの魔法陣じゃ凶悪な悪魔がきて危ないかなーって思って僕が先に出て来ちゃったの」
「う、嘘だ。僕の魔力でドラゴンを呼べるはずが…」


そうして、翔太くんに関する会話から読み取れることは、

ルコアの力は元神(ケツァルコアトル)ドラゴンらしく悪魔なんて目じゃないこと
・一般的に力関係は「悪魔<ドラゴン」であること、それから
・翔太の魔法使いとしての実力が凶悪な悪魔を呼べるほどなのか、という点。


上の2点はともかく、翔太くんの魔法使いとしての力量は原作でも詳細には語られていないので、トールの言葉通りとも言えそうです。が、「僕の魔力でドラゴンを呼べるはずが」というからには悪魔を召喚できるほどの一般人よりは多い魔力は一応持っていることが読み取れもします。(アニメではあたふたしててかわいいですけど、原作ではもう少し魔法使いとしてのストイックな感があります。)


召喚だけなら、黒魔術的なトカゲのしっぽだの、鶏の血液だの、叫ぶ人参だのでいいんでしょうけど、使役するとなると少し(ファンタジー的な意味で)非現実的になってきます。悪魔は力至上主義ですからね。

現代に異世界転送されてきた一族

そして気になったのが、この部分。


「キミは魔法使いの家系らしいですが何で召喚の儀式を?」
「僕が一人前だと認めてほしくて。僕達魔法使いはこの世界で今は慎ましく暮らしているけどいつかは元の世界に戻るんだ」



「お父さんはその時の為にこの力を維持して受け継ぐ努力をずっとしてきた。だから僕も早く…」

“この世界”と“元の世界”がある。つまり、別の時間軸から転移してきたと翔太くんは話しています。しかもお父さんは元の世界に帰還することを望み、使命感を持っているようです。(写真からは割りと現実を謳歌してそうな人にも見えるので、翔太くんがお父さんの願いを叶えようとしているのかもしれませんけれど。)


▲ 使えるものでも時空間転移(通信も可能)、消滅した物を元通りにする、干渉操作(認識阻害)、分身など

小林さんちでは、今回のルコアの移動や、トールが小林さんに美味しいものを食べさせるため神話界の最高級の食材を持ってくるなどの主にギャグ系ではあるんですけど、空間転移系などの上級な魔法は割と使われています。普通にただ単純に、こちらとあちらの世界に過ぎないのかもしれませんが、そんな一種魔法使いでもあるトールたちはともあれ結構忠実な神話的な存在です。そうなると、翔太くんのお父さんないしは専務にしても案外神話に生きてきた人なのかもしれません。例えば、作風的にケルト神話辺りでマーリンやモルガンの子供とか末裔とか。

さらりと深かったりする小林さんちワールドなので、今後の物語での終末的な戦いで活躍してくれたらなぁとちょっと妄想してみます。


▲ 関係ないけどお母さん若すぎない?w

小林さんちのメイドラゴン/ゲーマー化していくファフニール ネトゲ廃人はゲームを通じて人情とか絆に焦がれていく

5話での小林さんとトールの後ろ姿な演出がそうでしたが、着々とハートフルな日常系アニメ成分を構築していっている小林さんちのメイドラゴン。


「ごちそうさまでした。…さて」


「今日は負けん」


「くそっ罠か」
「今何を隠したでやんす?」


それは今回の6話の後半パートで展開されていた、ファフニールと滝谷の同棲生活を描いた友情(?)回も同じことが言えました。


筆者のように、MMOに触れたことのある人にとっては忘れ難い、印象的な回となったかもしれませんね。(´◡`)(滝谷、昔の友達にに似てるや)


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ストイックな人たちの溜まり場


オンラインPCゲーム、特にMMORPGの黄金期は過ぎました。もちろん、ここ数年のスマホゲームの普及と人気によって。ですが、スマホゲームのように博打性がないこと、時間をかけさえすれば強くなれること、グラフィックの進化が凄まじいなどの理由からまだまだ根強い人気を誇っています。

スタミナ制度はないため、1日に何十時間もプレイする人はザラで、


「今日も徹夜でやんすか。それでは小生はこれで。おやすみでやんす、ファフニール殿」


「ファフニール殿、おはようでやんす」

“ファフくん”のように、徹夜でレベル上げや欲しいアイテムを集めるために狩っている人は珍しくありません。(狩場が空いてるから。)筆者もそうだった。(笑)


▲ リアルすぎる会話の内容 キャラのなりきり、名前でよくつけられる聖騎士やら那由多など、オンゲあるある…

ネトゲの闇と人情と


「ファフニール殿、一日何時間INしているでやんす?」
「ざっと21時間ほどだ」
「今何レベルでやんす」
「280だ。期間限定のイベントをやりつくりたので、今は暇だ」
「ネトゲ廃人まっしぐらでやんすねぇ」

▲ 廃人はドラゴンだったのか…(

そんなストイックな人、どちらかといえばゲーマー向けなオンゲですが、実情はチャットが楽しいからプレイしているという人も多くいました。現在もそうでしょうね。狩りながら(ゲームをしながら)喋るのは楽しいんですよね。対して、現在黄金期であるスマホゲームでは大した会話がありません。

「お手軽ゲーム」の弊害でチャットシステムがあまり機能していないこともあり、スマホゲーム内で交際に発展した、結婚した、なんて話はまず聞かない事例ですが(リアルでフレ登録して助けてあげて親しくなった、という話は聞いたことがあっても)、オンゲではオフ回の開催は日常的に聞くこと。


「チッ」


オンゲのキャラは「自分自身」である。というのはかつて何かで聞いた言葉ですが、そのチャットシステムにより、何気に人情味があるのがオンゲの世界です。


といっても大抵のプレイヤーたちの現実と言えば、ファフニールのように画面をじーっと見て、淡々とマウスを動かし、キーボードを打つだけのなんとも寂しい作業的な光景。

純粋にゲーマーだからプレイしているのか。リアルでは自信がないけど、ゲームの中なら普通に喋れるからプレイするのか。そしてまた、廃人に時々見られる徹底したスケジュール管理と効率的レベル上げを図っていくリアルでは社会的地位の高いプレイヤーたち。ネトゲゲーマーのそんな虚無と切なさは、ファフニールの暗く、ストイックすぎる性格がヲタクでSEな滝谷との生活でほんのり丸くなることに合わせて“珠玉の一編”として表現されていました。(梅雨で、カンナが梅雨が好きと言うのもよかった。)