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ハンドシェイカー/1話感想 圧倒的な美麗ビジュアルは今期No.1候補! 実験色も強いけど、美少女が喘ぐ!揺れる!


2017年冬季アニメの注目作の一つ『ハンドシェイカー』。『K』シリーズ等でお馴染みのGoHandsが送る近未来を舞台にした異能バトル物のオリジナルアニメーションです。


注目ポイントはなんと言ってもその美麗なビジュアル。進化したCGエフェクトでしょう。

3Dポリゴンモデルによる背景と手描き作画による人物画の合成、カメラワーク、実写を取り込んだ小物や背景に様々なデジタルエフェクト…と、多彩な実験とその成果をこれでもかと言わんばかりに画面に注ぎ込んでいます。

圧倒的情報量を詰め込めるだけ盛り込んだハンドシェイカー第一話『Conductor to Contact』のレビューです。

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王道ド直球ストレート。少年と少女の出会いで異能バトル開幕!


高校に通う普通の少年タヅナ。機械いじりが好きな彼の日常は一人の少女と出会ったことで一変します。


タヅナ「怖い…傷付くのは嫌だ。古い腕時計を修理したりして放課後を一人で過ごしたい…」

異質な世界――ジグラートで初めてのハンドシェイカー同士の戦いを経験するタヅナ。傍らにはタヅナと手を繋いだことで目覚めた謎の少女コヨリの姿がありました。


彼女を保護する先生曰く、コヨリはタヅナと手を放すと死んでしまうそうです。突然の出会いといきなりのバトル。嵐の様な出来事の数々に理解及ばず、ただただ困惑するタヅナ。この辺りは視聴者の心情とシンクロする演出ですね。


タヅナ「なんだ…?星…?いや…歯車? いくつあるんだ…プラネタリウムみたいだ。俺の気持ちが分かるのか? 俺とコヨリを…守ろうとしている?」

しかしコヨリと手を繋いでいることでタヅナの能力《ニムロデ》、『ギア』が覚醒――繋いだ手が導く、物語が今始まります!

とにかく画面作りが派手で美麗!綺麗は綺麗だが問題も?


▲ハンドシェイカーPV 2016.10.14verより

圧倒的なビジュアル力で見ている方も「うわ、手が込んでるな~」と感心する作りです。特にキャラクターの線は細く可憐で美しく、『K』の少女漫画的な耽美路線をそのまま少年マンガテイストに落とし込んだラインは実に見事。


細かくカメラをパンしたり回したり、キャラクターを細々と動かしたりエフェクトをかけまくったりと非常に力の入った演出――というか、画作りが見られます。

1話の段階では作画やCG、あらゆるチームが持てる技術を全力でぶっ込んだら――ちょっと統制が取れなくなってしまった、そんな印象を受けてしまうほど。


少々残念だったのはあまりの画面の細かさに――情報量の多さ故に放送している側のシステム処理が追っつかなくなってしまった点。

TOKYO-MXはMX1とMX2に帯域分割しているのでもちろんですが、dアニメストアのHD画質でもややブロックノイズが厳しく、見辛くなってしまっている状態です。非常にもったいないですね。ある意味Blu-rayの販促を目指しているのなら、これはこれで面白い試みなのかもしれませんが。

課題は多いが今後の『慣れ』に期待大!


作画面、クォリティに関しては今期のアニメの中でも群を抜いて特級なレベル。話の内容に関してはまだ始まって初期設定の説明も終わってない段階ですので今後の展開が楽しみです。

典型的な王道作品、ボーイミーツガールのストーリーなので今後どういった味付けをしていくかがポイントになるでしょう。


▲「K RETURN OF KINGS」PV映像より。「抜刀!」シーンで当時注目を浴びましたね。

厨二病的な能力設定を、華麗なビジュアルとストイックなキャラクター、大人な香り付けと演出でスタイリッシュな雰囲気まで昇華して仕上げた『K』。


今作は学園物でメインも高校生。若いキャラクターが中心になりそうですから、個性の深みではなかなかスタイリッシュ感を出すのは厳しそうです。その辺りをどういった要素で補うのか、また視聴者に訴求する新たなフックをどう用意するのか、非常に期待の高まるポイントですね。


少なくとも1話では見所ポイントがSっ気な敵ハンドシェイカーとMっ気パートナーの喘ぎ声を出しまくる痴情バトル、それに生徒会長の胸揺れという、いわゆるH路線な方向でしたが…(笑)

果たしてこのままこの路線で突っ走るのか、それとも実は他の材料を用意しており、それが登場するまでのカムフラージュ(というか客寄せパンダ的な?)なのか…先の見えないオリジナルならではの楽しみです。


個人的には演技力が際立って高い諸星すみれ演じるコヨリ(1話の段階ではほとんど喋れない)が、どう成長して普通の女の子となり、感情豊かになっていくのか期待しています。


バトルシーンでは『ダモクレスの剣』っぽいシーンも見られ、実はK世界とのリンクもある?可能性も。かつての王の力に似たハンドシェイカーの出現もある?等、想像が色々膨らむ点も大きな魅力の一つです。


▲道頓堀に出現するダモクレスの剣…?

課題と期待、渾然一体が大きな魅力の注目作


課題の画面が美麗過ぎる――情報量過多で見辛い問題も1話Bパートではややすっきり気味に情報量が減っていましたので、今後先の話になればスタッフも慣れて(良い意味で)情報量も整理され、見やすくなるのではないでしょうか。普通の画面でも十分にキレイですし(笑)

近年珍しい王道まっすぐなテイストで始まったハンドシェイカー。果たしてこのまま王道路線を突き進むのか、それとも意外などんでん返しになるのか?料理人の腕前に期待したいところですね!

(ごとうあさゆき)